消費者から生産者でもある立場へ変わることになり、化学物質過敏症患者が食べれるものは何かと調べている。

患者予備軍のアトピー性皮膚炎や喘息、アレルギー患者にも当てはまるかもしれない。

現状の研究結果では、

アセチル-L-カルニチンの不足

化学物質に対する非特異的な過敏状態の解明とその改善方法に関する研究

錠剤等で摂取しても重篤な患者以外はあまり効果がないと。

筋肉細胞に存在すべきものが不足している、結果として疲労感、さらに進むと慢性疲労症候群、スポーツ選手等の記事でよく読むが併発するものとして不安、鬱状態。

健常者では問題にならない程度の毒素でも排出力がない為過剰な症状を引き起こす。

そうかといって比較的多くのカルニチンを含む赤身牛肉を連日食べ続けると、

赤身牛肉の危険性

このような症状を引き起こす。

同時にコレステロールを下げるものが必要不可欠。

食生活改善作戦 – 公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

コレステロールを効果的に下げるには、コレステロールを多く含む食品を減らすことよりも、「コレステロールの合成を増やす食品を減らすこと」「コレステロールを合成させにくい食品を増やすこと」が重要です。

魚、大豆製品、野菜etc。

魚はマグロを食べ続けたところ指や足の関節が曲がらなくなるという中毒症状を起こしたため、大型魚やヒラメ等海底に生息する種類、貝類は摂取しない事にし、シラスを食べるようにしている。

豆腐や納豆は好んで食べたいと思わなかったが、加工品であるがんもをお味噌汁に入れるととても美味しく感じるので連日食べるようになり気分が上向く時間が増えた。

それから野菜。

生産者になるにあたり無農薬は当然だが、スーパーで販売されているものより美味しいものを作らないと無農薬だけでは誰も購入しないと考えた。

美味しい物とは何ぞやという基準を調べていくうちに具体的な数値があった。

Organic Festa Records by Japan Organic Farming Association

糖度、抗酸化力、ビタミンC、硝酸イオン(硝酸態窒素)。

恐らくもっと項目はあるはずだが調査にお金がかかるので主要な基準に絞ってあると思う。

農薬については日本は「農薬天国」と言われていて欧州より基準が緩い。

さらに硝酸態窒素についてはEUでは基準があるが日本ではないというのが現状。

農薬、化学肥料、硝酸態窒素の安全性については様々な議論があるが、毒素排出能力の低い化学物質過敏症患者は避けるべきだと考える。

加えてシュウ酸を多く含むものについても同様に考える。

シュウ酸 – wikipedia

Minds ガイドラインライブラリ – 公益財団法人日本医療機能評価機構

ホウレンソウ(ヒユ科)、スイバ(タデ科)、キャベツ(アブラナ科)、ブロッコリー(アブラナ科)、カリフラワー(アブラナ科)、レタス(キク科)、サツマイモ(ヒルガオ科)、ナス(ナス科)、ダイコン(アブラナ科)、コマツナ(アブラナ科)、カブ(アブラナ科)、玉露、抹茶、煎茶、番茶、ほうじ茶。

個人的に好んで食べないもの、飲まないものばかりで体は正直だなと。

硝酸態窒素が多い物については見極めが難しく、農薬を使う使わないではなく窒素肥料をどれだけ与えたかによる。

窒素肥料が欠乏すると作物がまともに育たないのでスーパーで売られているものは100%近く過剰。

無農薬野菜、有機野菜と呼ばれているものでも過剰なものが殆どだと思う。

見分ける方法はざっくりとだが、色が薄いものになり、ゆっくりと育つので引き締まっている印象。

米も野菜も同様だが窒素肥料が少ないものは単純に「苦み、えぐみ」が少なく美味しいものが多い。

窒素肥料を完全に与えない農法もあるが、地中のアルミニウムを吸収し過ぎる可能性がありそれはそれで微妙。

窒素肥料をギリギリまで削減した無農薬のものがうまく育つのか分からないが、結論としてこの程度しか残らないので今年は以下のものを作ってみようと思う。

米、トマト、ピーマン、ズッキーニ、スイカ、キュウリ、ゴマ、オクラ、大豆、トウモロコシ、ネギ、タマネギ、ニラ、ニンニク、ショウガ、ミョウガ。

野菜は好んで食べてこなかったが、こうして分析すると納得できる。

カルシウムやマグネシウムを摂取したいのでしっかりと施肥したい。

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