はじめに

僕は2019年春に化学物質過敏症と診断されましたが、今は過去最高の体調と言えるまでに改善しました。

まず、化学物質過敏症は医療機関でも理解が遅れている病気です。

正しく診断出来る医療機関で受診してください。

厚生労働省 アレルギーポータル

僕は独立行政法人国立病院機構相模原病院へ紹介状を持って行きました。

紹介状がないと受診してもらえない可能性があるので確認してからにして下さい。

発症初期はイライラしやすくなっています。

「病院に行ったのに何もしてくれない」ではなく、化学物質過敏症は不治の病と理解してください。

病院に行く理由は、治してもらう事ではなく診断書を入手するためです。

診断書は様々な場面で役に立ちます。

■ 発症初期時の対処法

基本は「100年前に無かったものは使わない」です。

■ 空気や物品

※ 入れ替え
手洗い石鹸、洗濯洗剤、食器用洗剤、シャンプー、リンスを無添加のものへ。

ティッシュ、トイレットペーパーも無香料のものへ。

僕はミヨシ石鹸株式会社さんの無添加のものを使用しています。

それまでの衣類、寝具等は数回から10回程度洗っては干すを繰り返してください。

いずれそれらが臭かったと分かるようになります。

※ 禁止
柔軟剤、キッチンハイター(次亜塩素酸)、カビキラー等、化粧品、ネイル、整髪料、殺菌剤、殺虫剤、溶剤等が使用されているスプレー類、芳香剤、消臭剤。

※ 消毒

アルコール消毒、次亜塩素酸消毒の変わりはオゾン水。

※ 虫よけ

ハッカ油。

※ 排気ガスや粉塵等

避けるのが難しいので、なるべく空気が良さそうなところで過ごす、週末だけでも山の中でキャンプ等。

日常生活ではマスクは必須ですが、一般的なマスクでは防ぎきれませんので、そういった空間に長く滞在しない事が重要です。

人が多いところには行かない、実質都会では全ての場所、地方でも建物の中には行くべきではないです。

これを実行するだけでもかなり改善されるはずです。

■ 水

水道水には次亜塩素酸が使用されています。

都市部では濃度が高いというデータがありますので、軟水器を使用すると良いと思います。

僕はそうそうに移住したので軟水器は使用したことがありません。

水道水をそのまま飲んだりお風呂で使うのはややリスクがあると考えて下さい。

無論プールや消毒をしている入浴施設も避けるべきです。

■ 食

保存料、酸化剤、その他カタカナがたくさん書かれているものが殆どですが、それら全て避けて下さい。

実質、加工済み、調理済みのものは食べれません。

テフロン加工されたフライパン等はやめ、鉄のものにして下さい。

砂糖は黒糖、塩は藻塩、油はエキストラバージンオリーブオイルがお勧めです。

■ 食の例

化学物質過敏症もアレルギーも因子が個人により異なります。

一年程度一つ一つ食べて触って、直後から12時間程度、観察、記録を続けて下さい。

パターンを作れれば楽になる可能性が高まります。

無農薬だから、野菜は食べなくちゃ、魚は体に良いらしい、バランスの良い食事、そういった一般論は通用しません。

僕の食生活は僕以外の人に当てはまりませんが、参考にはなるかもしれません。

■ 朝食

・白米ご飯

玄米は栄養価が高いですが、僕は吐き気と体が痒くなるので食べません。

麦類は無農薬でもダメで、パンや麺類全て食べれません。

・納豆

きな粉や豆乳では無農薬でもアレルギー反応を起こしますが、発酵させる事によって大豆がダメな僕でも食べることができます。

・しらす干し

稚魚で自然のもの、生物濃縮等のリスクがかなり低く安心して食べれます。

ただ、古くなると体が痒くなることがあり干物類は食べません。

大型魚の生物濃縮、ヒラメ等の海底魚、貝類、甲殻類が含む重金属、それらは翌朝左手の関節が痛くなり指が曲がりにくくなるので食べません。

・たらこ

着色料、保存料のないものは食べることができます。

・お味噌汁

お味噌も発酵食品なので、アレルギーを感じることがありません。

具はアオサ等の海藻類、マグネシウム:カルシウム比を1対1にするためガンモを必ず入れています。

大豆のアレルギー物質は揚げることでも弱まるのかもしれません。

■ 昼食

・おにぎり

考えるのが面倒なので海苔を巻いたおにぎりです。

飲み物は家内の実家で採れた放置無農薬レモンの輪切りに黒糖を入れたお水や、オーガニックルイボスティーを飲んでいます。

コーヒーもブラックで飲むのが好きですが、喫茶店で出される煮詰まったものは好みません。

■ 夕食

・カプレーゼ

生のニンニクが柔軟剤対策に非常に有効で毎日必ず食べています。

チーズも発酵食品ですが、フレッシュチーズは比較的大丈夫なのですが、それ以外だと牛乳を飲んだ時のような、血圧が急激に下がるような感覚があり食べません。

・鶏肉

理屈が分からないのですが、翌朝呼吸器系の調子がとても良くなります。

豚や牛では代わりになりません。

・いわし

生物濃縮、重金属を考え、たどり着いた安全な魚、大好きなので毎日食べています。

・キムチ

ニンニクやとうがらしのビタミンB6、発酵のパワーで調子が良くなります。

・白米、お味噌汁

■ 夜食

・オーガニックシュガーコーンフレークにヨーグルト

アレルギーや化学物質過敏症の原因は腸内環境ではないかとしきりに言われていますので、食べれるものの範囲内で発酵食品をとるようにしています。

ヨーグルトは種類によって翌朝手の関節が痛くなることがあります。

■ 野菜について

カプレーゼのトマト以外野菜がないことに自分でも疑問を持っています。

栽培側になり気になりだしたのは農薬ではなく硝酸塩です。

僕は今農薬を使用したお米とトマトを毎日食べていますが体調不良になりません。

この二つに共通する点は窒素肥料を極力減らす事で糖度、食味を上げるという事が盛んにおこなわれています。

家庭菜園をやられている方はお分かりかと思いますが、窒素肥料食いの野菜、ナス、ピーマン、キュウリ、結球野菜、ブロッコリーetc、見事に具合が悪くなる野菜が並びます。

シュウ酸を多く含む野菜、葉物野菜も具合が悪くなります。

オーガニックエコフェスタ、こういった大会の受賞者は農薬や化学肥料を使わないのは当然として、窒素肥料を控える、与えるにしても動物性の有機肥料、動物性の堆肥を使用せず、高級料亭に採用されるクラスの野菜を生産しています。

無農薬か慣行農法かではなく、美味しい不味いでいいと、僕は思っています。

■ まとめ

何となく体調が悪い、中年になるとそういった方々が増えますが、中には隠れ化学物質過敏症の方がいらっしゃるかもしれません。

カルニチンという排毒機能を持つものが加齢とともに衰えるからです。

そんな時は是非この中の出来そうなことを試してみて下さい。