2024年1月2日 更新
■ はじめに
・「命の野菜スープ」提唱者の方のレシピは下記へ。
がん予防に効果的な野菜スープのつくり方。炒めてから煮込むのがコツ
恐らくこの方法ではリーキーガット症候群には足りない、固形のままだと消化吸収が上手く出来ないからです。
以下の方法は、何を食べても酷いアレルギー反応を起こすようになり、そこで唯一食べれたフランス料理の技法から着想を得て、命の野菜スープとMIXさせました。
僕を立ち直らせたこの方法は、病人に限らず、関節痛、肌荒れ、髪や爪、便秘、浮腫み等、健常者にも効果があります。
化学物質過敏症、電磁波過敏症、動脈硬化、アトピー性皮膚炎、喘息、認知症、発達障害、脂肪肝、アレルギー、慢性疲労、鬱、不眠、イライラ、月経不順、原因不明の体の痛み、膠原病、関節炎、不妊症、甲状腺疾患
これらはリーキーガット症候群から発現した現象、同じく効果を発揮すると思います。
不摂生し余計に老けた、或いはすでに病気として発現している体をその人本来の姿、能力に戻すと理解して下さい。
■ 命の野菜スープの準備
・調理器具
・フライパン(テフロンは不可)僕は中華鍋や鉄のフライパンを使用します。
・寸胴
・調味料と野菜
・オリーブオイル、僕は自然農のオリーブオイルです。
・藻塩、僕は「海人の藻塩」です。
・西日本の自然農、又は自然栽培の野菜10種類程度とレンコン
僕は百姓農園さんの自然栽培季節の野菜セット12種に加え、ゴボウ、レンコン、ショウガ、計15種前後使用します。
野菜のレクチンは加熱では対策出来ないのでネバネバ系を入れる、入手しやすい物だとレンコン、オクラです。
・注意点
① 必ず葉物野菜を1品入れる。ただし、つる菜やツルムラサキ、モロヘイヤ等を入れてしまうと薬草臭で食べられなくなるので、そういったものは炒め物やおひたしにして別で食べ、大根の葉や白菜、キャベツ等煮物に対応出来るものにする。
② 芋類(じゃが芋、サツマイモ、サトイモ等)及びヒガンバナ科 (ネギ、玉ねぎ、ニラ、ニンニク、アサツキ等)は入れない。
■ 手順
① 中華鍋と寸胴を用意し両方にオリーブオイルを大さじ一杯入れスタンバイ。
② 火が通るのに時間のかかるものから順に皮を剥き細切れに切り、フライパンで一種類ずつ藻塩を振り炒め、極弱火にしている寸胴に入れていく。
ポイントは、レクチン対策に皮を剥き、そのまま食べれるくらい炒めてから寸胴へ入れる。オリーブオイルは一種類ごとに足していく。
葉物は最後に炒める。
余分なオリーブオイルはアク取りの際に浮いてくるので多い分には構わない。
藻塩は塩ではなく、塩とミネラルが混ざったものなので、種類ごとに一つまみ使っても多くない。
また、カリウムを基準値の1.5倍以上野菜から摂取する事になるので、体が適正な量にコントロールしてくれる。
③ 全部終わったら寸胴へヒタヒタより少し多めに水を投入し、カルキ対策で最低15分以上沸騰させる。
④ アクや余分なオリーブオイルが浮いてくるので取る。
⑤ 弱火に落とし多少蒸気が逃げられるようにして(アクが蒸発するように)蓋をし、水分がなくなるまで追い込みます(約4時間)。
出来たものを急速冷凍してから冷蔵庫で保存、必要な分だけ取り出して毎朝食べています。
この容器は野田琺瑯さんのものです。
■ 僕の食べ方
命の野菜スープにこうしろ、ああしろ、という食べ方はないと思っています。
油で炒め脂溶性ビタミンを取り出し、煮て水溶性ビタミンを取り出す、最後に熱と冷凍で細胞を破壊しファイトケミカルを抽出する、消化吸収しやすくする、それだけの事かなと思います。
タンパク質、食物繊維が凄いレンズ豆を15分くらい煮ます。
豆はレクチンが多いですが、豆のレクチンは十分に火を通す事で対処できます。
アーモンドとピーカンナッツ、主に味付け、食物繊維摂取用に使用しています。
量はテキトウ、ブラウンのハンドブレンダーの容器に入れます。
今回も5時間は煮たであろう命の野菜スープ。冷凍して冷蔵しているので、野菜シャーベットみたいです。
ゴボウ、カボチャ3種類、ショウガ、レンコン、葉大根、春菊、ビタミン菜、そんな感じだったような。
藻塩と黒胡椒。
水道水が苦手なので、サンペレグリノを使っています。
カルシウムやマグネシウムが凄い量入っています。
グリグリいきます。
仕上がりの味はほぼアーモンドです。
四つ葉の無塩発酵バターでシュウ酸軽減。
※ これは古い写真で現在は米は食べていません
家内の食べ方は、カレーやお味噌汁、オムライス等に混ぜています。
最初の一か月くらいは宿便排出、次の一か月で腸壁修復、肌が綺麗になっていくのでよく観察して下さい。
三か月目から各人の腸の力が最大限発揮され、本来のあなたに戻り始める、命の野菜スープは僕がやっている事のほんの一部に過ぎませんが、誰もが最も効果を感じるものです。
■ ボーンブロスの作り方
・材料
骨(牛、豚、鶏、魚なんでも良い、僕は豚派)の量は鍋の底いっぱいになるくらい、藻塩、ビネガー、オレガノ、シナモン、ローズマリー、ニンニク、ショウガ
※ 太字のものはカンジダ対策、リーキーガット症候群必須のものです。
※ コンニャクは腸に良いですが、今回は関係ありません。
・手順
① 寸胴に骨を入れ、藻塩を振り軽く焦げ目をつける
② ビネガーを入れる
③ 水を4L、ニンニク、ショウガを投入、水の量は骨の量にもよりますが、数時間煮込むので蒸発してちょうど良いくらいに
④ 15分間沸騰させアク取り
⑤ オレガノ、シナモン、ローズマリーを投入、弱火に落とし少しずらして蓋をする
上記は6時間スペアリブを煮込んだものですが、ホライズンファームズさんというところからオーガニックの豚の骨を購入し12時間やってみたところ、とてつもない美味しさでした。
冷蔵すると表面に脂が固まるのでそれは捨てて下さい。
冷蔵だと臭くなりがちなので、冷凍して保存しています。
ボーンブロスも命の野菜スープ同様使い方自由、最近はボーンブロスと野菜スープを混ぜてカレーを作ったりしています。
また方法が変わるかもしれないので、月に一度1日に更新するかもしれません。