2023年10月31日更新

■ プロフィール

現在40代、男、東京下町育ち、身長176cm、体重65kg、骨太、スポーツマンです。

■ 幼少期

活発でしたが、小児喘息、車酔い等があり、当時流行していたスイミングクラブ(塩素は良くない)や剣道、野球に通わされたりしていました。

上級生になるころにはそういった疾患はなくなりました。

同級生は「お前が病気なわけねぇだろ」と、キャラクターも含め、そのような答えが返ってくると思います。

食生活は色々な物を作ってもらった記憶がありません。

■ 青年期

少し時間は飛び20代後半、西暦2000年くらいになり、人混みが嫌いになりました。

ダウニー臭いサッカー仲間を遠ざけた事もありました。

大勢がたむろする密閉された空間に耐えられなくなりました。

10代後半から40代半ばまで食生活はコンビニ、ファストフード、外食のみ、食べる事は楽しい事ではないと、人が喜んでいるのを見て不思議に思っていました。

体は週に30km走ったりと、サッカーの元ユース日本代表とやるような、そういうレベルで運動はしていたので、多少の体調不良も体力で押し切る、ただ、練習後何かを食べに行った後やたらと体に凝りを感じる、週三回マッサージに行っていましたが、リーキーガット症候群による浮腫みだと気が付いていませんでした。

■ 発症

40歳くらいで選手を引退し監督をやりながら、同時に少しずつ体力が落ち始めます。

仕事が忙しくなりインフルエンザで39度あっても一人社長だったので絶対に休まない、とにかく乗り切るんだと、体調不良時はリングルアイビーや風邪薬を毎日のように飲んでいました。

決定打はアリエール、部屋干しでも臭くならないと、連日部屋干しの梅雨、毎日浮腫みがMAXになり手足の指先が氷のよう、歯茎が腫れ出血、鼻血、耳血、怠さ、頭痛、それが連日続き確実におかしいと、仕事が一段落ついたのもあり内科へ行きました。

ドクターが引いているのが分かるような、アレルギー検査項目全て陽性、そこからはたらい回し、今はアレルギー科が閉鎖されたようですが、相模原病院で「化学物質過敏症」となりました。

まだ深刻さが分かっていない、これを読んでいる人も「あなたはリーキーガット症候群の可能性がある」と言っても受け入れられないと思いますが、そんな感じでした。

家内もついでにアレルギー検査を受けたのですが、同じ食生活なのに幼児並みの健康さ、最初は二人で笑っていましたが、食べるたびに辛い、痛い、毎日具合が悪い、いったい何なんだと、調べ始めると自殺者が出ていたり、外出出来ないとか、障害年金の対象だとか、狂気の世界が広がっていて「これはヤバい」と、2019年8月秋田県へ稲作をやりに行きました。

■ 移住

その半年後、世間はコロナで大変な事になり、僕は秋田でも毎日微熱のような状態が続き、浮腫みは全く取れず、体力はサッカー時並みに戻ったものの回復の兆しはありませんでした。

寝ながら逆流性食道炎になり、呼吸が出来なくなり諦めかけた事も何回もありました。

この頃には洗濯洗剤が悪いとか、柔軟剤、殺虫剤、そういったものがショック症状を起こすくらいの知識は持っていましたが、克服できるとは思っていませんでした。

新興住宅地の中に住んでいましたが、柔軟剤、消臭剤の匂いが凄く改善もしない、住んでいても面白くないとなり、二年で京都へ再移住する事になりました。

■ 再移住・最悪の時

2021年5月末、京都に再移住しました。

2021年8月26日、家内の白髪染め液でショック症状を起こし別居、最悪の時を迎えました。

自炊に積極的になり食の研究を始めましたが、弱り目に祟り目で、間違ったことを繰り返し悪化、外出出来なくなりました。

着れる洋服がなくなり、あらゆる匂いに反応する為、反応するものを片っ端から捨てていきました。

■ 諦めと断食

一旦は治まるもののそれで改善するわけではなく、買っては捨ての繰り返し、半ば生きる事への諦めもあったと思いますが断食を決意しました。

食べないという選択はとても心地よく、体に毒が入る事がなく、肉と一緒に毒が抜けていきます。

そして人生で初めて腸が安静な状態になりました。

MAX時80kgからMIN60kgへ、ガリガリになりましたが晴れやかでした。

それからは一つ食べては様子を見て記録を繰り返し、どの食べ物がどのような効果があるのか体に聞いていきました。

物も買っては捨てを繰り返したおかげで、触るだけで良い物かゴミなのか分かるようになっていました。

相変わらず家内の外食に付き合い悪くしながらも、少しずつ安定していきました。

■ 出会い

2023年4月15日、命の野菜スープに出会います。

化学物質過敏症が治ったと日付を決めるのは難しいですが、2023年7月16日祇園祭へマスク無しで行き体調不良にならず帰ってきた、その日に決めたいと思います。

2023年9月9日、フランス料理を食べリーキーガット症候群の発作を起こし、根本原因がそれだと確信しました。

今も食の実験は継続中ですが、化学物質に反応する事はありません。

残りはリーキーガット症候群です。

■ さいごに

2019年12月から毎日エクセル表に記録を付けていました。

振り返るにあたり日記を読み返しましたが、「お前死んだ方が楽なんじゃないの?」と苦しくなり、途中から読めませんでした。

僕が全てを公開する理由は、行き着くところまで悪化すると殆どの人は耐えられない、柔軟剤を非難するのも結構、ビタミン剤も結構、銀歯を外すのも結構、色々グッズを買い込むのも結構、僕は全てやっていませんが、諦める前に命の野菜スープは飲んで欲しいと、そう願っているからです。