病院は医療費削減、統廃合すべきと叫ばれた矢先のことで、医療資材も衛生材料を筆頭に入荷未定のもの、マスクは医療機関向けでも8倍以上の値上げで、国家規模のオークションのようになっています。

■ すでに対策をしているような日常

化学物質過敏症はコロナウイルスほど死に直結していませんが、特効薬、ワクチンがなく、突然香害に襲われる、医療機関に甘えることができない、一生涯続く、社会的な死がある、という点でコロナウイルスより厳しい一面があります。

人が集まるところや旅行には行かない、どうしてもという時は必ずマスク着用、出来るだけ手短にその空間から逃げる、この程度は化学物質過敏症患者にとって日常です。

生涯自粛生活なので、不要不急の外出は控える、都市閉鎖、どういった規制があっても不便に感じることはありません。

むしろ外出する人が減るのは香害のリスクが減るので喜ばしいことです。

■ 医療関係者が考えるコロナウイルス

特効薬やワクチンは早くとも来年以降、アビガンのような既存の薬が代用できても収まるのは秋くらいからではないかと世間話しています。

日本においては昨年インフルエンザで3000人以上の方々が亡くなっていて、コロナウイルスは100人以下です。

約100年前のスペイン風邪の時もそうでしたが、他国と日本は死亡率について事情が異なるので、今の状態を維持し経済へのダメージを最小限に抑える政治判断は正しいと感じます。

いずれにせよ未来ではコロナウイルスは一種のインフルエンザのような扱いになるでしょうから、ワクチンや薬の開発、免疫を獲得する、そういった事をやりながら仕事をこなしていく日常だと思います。

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