固形の肉を食べるよりタンパク質を効率よく吸収できるボーンブロス、プロテインより筋肉に効果を感じる天然プロテイン、いったいどれだけのパワーがあるのかボーンブロスについて調べました。

僕の栄養や腸内細菌に対する論文の読み方は、まだまだ全然解明されていない、今の研究費程度では話にならないと思っています。

以下は部分的に抽出した内容で、複合的、横断的な研究については無数な定義が出来てしまうので、人が人工的に生命を作り出せるようになるまで完全解明は難しいだろうと思っています。

僕は人の力を信じているので、美味しい、良い匂い、食べて24時間経過観察、それが全てだと、自分の体に聞く能力を身に付ける方が早い、という感じです。

■ 好中球走加性因子阻害効果、炎症抑制効果

全く運動をしていなかったのに10000歩歩いてもダメージがない、疲れなかった理由が分かりました。

僕のような体質の人は自分が気が付かないうちに炎症を起こし浮腫んでいる、浮腫んでいる事に気が付いておらず自分は体力がないと勘違いしている人が多いと思います。

幼少期から健康な人より無酸素運動を続けてきたようなものなので、炎症が起きていない状態で歩くと高地トレーニングをしてきたかのような反応を示す、なるほどと思いました。

■ ボーンブロスの主要成分

コラーゲン コンドロイチン硫酸
ゼラチン
グリコサミノグリカン(GAG)
グリシン
プロリン
グルタミン(グルタミン酸塩)
骨髄
ミネラル

素材の質、骨の部位や量、水の量、温度、煮込み時間等々、条件を揃えるのが難しいようで、ハッキリとは言えない感じになっています。

■ ボーンブロスの効果・効能

関節炎を緩和

シリコン、カルシウム、マグネシウム、GAGが関節や靱帯機能を正常化し、関節炎の影響を軽減する

セルライトの減少

コラーゲンが結合組織を作り、セルライトを減少させる

免疫システムの改善

ブイヨンによる腸内機能の正常化

抗炎症効果

プロリン、グリシン、アルギニンによる抗炎症効果

解毒効果

グリシンとプロリンによる解毒効果

脳・神経細胞

コンドロイチン硫酸が、中枢神経系の新生と可塑性に重要な影響を与える。

適度なカルシウム補給は神経伝達物質の働きに不可欠。

グリシン補給は、虚血性脳卒中後の神経細胞死を防御する可能性がある。

■ リーキーガットの改善メカニズム

ゼラチン

ゼラチンが水分を吸収し、粘液層を強化する。

ゼラチンは腸管上皮細胞のリポ多糖類の炎症増強を減少させる。

グリシン

グリシンは、リポ多糖類によって引き起こされる小腸の損傷を軽減することが示されている。

グリシンはラットの胃液分泌を減少させ、抗潰瘍および細胞保護活性効果を有する。

グルタミン

グルタミンは小腸粘膜の成長を刺激し、消化管粘膜と腸壁の機能を維持することに役立つ。

■ ボーンブロスの危険性

必須ミネラルと有害ミネラルの増加

スープのphを8.38から5.32に低下させると、カルシウムの抽出量が15.3倍、マグネシウムの抽出量が15.3倍に増加。

酸性化による銅の抽出量は2倍、鉛、クロム、アルミニウムの増加はそれより小さい。対照的に鉄は酸性化によって抽出量が減少、亜鉛は酸性化では変化せず。

8時間を超える調理時間は、短時間での調理よりも有意にカルシウムとマグネシウムの抽出量が高い。

ボーンブロスの有害ミネラルリスク

ボーンブロスに鉛が肉と比べて数倍多く含まれる。

しかし一食のボーンブロスに含まれる鉛は数μg以下であり、一日の平均的なお米消費量に含まれる鉛の量よりも少ない。

煮込まれた動物が汚染地域で育てられたものでない限り、鉛を含めた有害金属の過剰摂取リスクはない。

牛骨は豚骨よりも銅の抽出量が多い。

鉄は酢を入れ長時間煮込むことで若干減少する。

長時間加熱されたスープには、高カルシウム血症を起こす可能性のあるビタミンDが高濃度で含んでいるかもしれない。

高濃度のグルタミン酸

長時間煮込むことで、アミノ酸が分解されグルタミンだけでなく、遊離グルタミン酸塩濃度が増加する。

また理論的には、酢を加えることでタンパク質の加水分解が加速し、さらに遊離グルタミン酸の含まれる量は増加する。

■ グルタミン酸の効果

ピロリ菌の抑制効果

小腸の粘液を分泌促進することで粘膜層のバリア機能を強化する

迷走神経の活性

過剰摂取のリスク

長時間かけて作られたボーンブロスには、グルタミン酸塩が多く含まれており、大量に摂取することで、グルタミン酸過剰症を生じる可能性もある。

リーキーガットでの高リスク

消化管機能が正しく働いている限り、グルタミン酸のほとんど(95%以上)は消化管粘膜上皮で、他のアミノ酸やタンパク質合成に利用さる。(in vivo)

そのため大量に摂取しない限り安全とは思われるが、念のため、グルタミン酸(MSG)感受性を持つ人や、リーキーガット、リーキーブレインを抱えている人は摂取量を控えるなど注意しておいたほうがいいかもしれない。

ラクトバチラス・プレビスによるグルタミン酸分解

ザワークラウト、ピクルス、キムチなどに含まれる乳酸菌ラクトバチラス・プレビスはグルタミン酸ナトリウムをGABAへと代謝する機能を高くもつ。

研究で実証されているわけではないが、ボーンブロスと併用することでグルタミン酸毒性を軽減し、認知症患者で低下が見られるGABAを増加させることができるかもしれない。

グリシンのベネフィット

血管拡張作用

グリシンはラットの脳および腸間膜の微小血管拡張作用をもつ。

ラットへのグリシン投与40mg/kgは強力な血管拡張作用をもたらす。細動脈の直径は投与後1~3分で250%に増加し5~10分間持続した。グリシンを繰り返し投与することにより、細動脈の拡張も誘導された。

脂質代謝の改善

アルコール処理によって脳浮腫を示したラットは、グリシン処置によって有意に緩和された。

ラットの脳におけるコレステロール、リン脂質、遊離脂肪酸およびトリグリセリドの蓄積を著しく減少させた。

グリシンの鉄吸収リスク

グリシンは鉄の代謝吸収経路にも関わるため、毎日飲み続けることで体内の鉄濃度を高めるかもしれない。

鉄分がアルツハイマー病を引き起こす?

グリシンが鉄の貯蔵経路に関与していることから、グリシンが鉄の貯蔵を高め酸化反応を促進し脳卒中のリスクに関連している可能性がある。

アスパラギン酸、グリシンと鉄との混合溶液は鉄吸収を有意に増加させる。

■ まとめ

煮込む骨は牛、豚、にわとり、基本どれでも成分的には大きな差は生じない。

お酢を入れて煮込むことで一時間程度でも骨からのミネラルは一定量抽出できる。 ※マグネシウムを除く、骨の大きさに依存

一般的には浸透圧をあげて抽出量を高めるため、煮込むときには酢をのぞき塩などの調味料は入れないほうがいい。味付けは直前に行う。

グルタミン酸対策として、キムチやピクルスなどに含まれる乳酸菌(ラクトバチルス・プレビス)を併用することで、グルタミン酸毒性を無毒化してくれる潜在的な可能性がある。

長時間煮込んだボーンブロスは、アミノ酸とマグネシウムの含有量が多い。

成分的には長時間煮込むことで、身体の修復作用が高まる成分に変化する。

一方で長時間煮込まれたボーンブロスはグルタミン酸濃度が高まっている可能性もあり、グルタミン感受性をもつ人は煮込み時間を短め(4時間未満)にしておいたほうが良いかも。

骨だけのボーンブロスの場合、大量に摂取するとアミノ酸バランスが良いとは言えないので、メインの栄養源ではなく薬効的な用い方が中心となる。

総合的に考えると、ボーンブロスは年中大量に飲み続けるものではなく、腸粘膜修復のために期間限定で時々取り入れるべき食事法として提案したい。

ただし、少量を食事に取り入れていくというのは、むしろ普段の偏ったアミノ酸バランスの補正、有用なミネラル補給源として悪くないアイディアだ。

引用元:
ボーンブロスの効果と危険性について調べてみた (alzhacker.com)

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