たった三回ですがハイキングをしてちょっとは体力が付いただろうと本番の沢登り一泊二日の旅行に行きました。

初日は観光、家内の希望で奈良県吉野へ、僕も13年ぶりです。

ここは日本一周の時に宮城県の松島以来「感じ悪いな」と、人が残念に感じたところ、京都と似てる感じです。

金峯山寺、世界遺産。

町が持っている資産は凄いです。

世界遺産、吉水神社。

人がおらず閑散としていました。

京都より偉いのは人が来なくても皆営業しているところです。

吉野水分神社、全体的に豊臣秀吉の影響が色濃く残されています。

ご飯は鹿と猪を食べました。

店主がタバコを吸いながら軒先の掃除をしているという「ヤバいところに来ちゃったな」と期待通り、恐らく化学調味料攻撃で歯茎が痛くなりました。

その後金峯神社への山道を抜け川上村へ。

沢登りの下見で中奥川に行くと「ここに駐車しないで!」という看板がずらり、さっそく行かないと分からない事、行ってはいけない場所が出てきました。

宿は「朝日館」さん、ゆがみのあるガラスに明治時代の木造建築、庭園、鍵のない部屋、美味しい食事、何より人の好さ、また来たいと思わせるに十分なところでした。

「なんか京都に来て怠そうに働いてるやつらに慣れちゃって、こういう接客が当たり前だったよな」と家内と話しました。

白米を二杯食べましたが体調は逆に良くなるという、原因を見直さないといけません。

翌朝お弁当まで作っていただきいざ本番の沢登りです。

この「なめらたに」は初心者向けです。

場所はすぐ分かったのですが侵入箇所が分からず帰り道から登ってしまい100m程木にしがみつきながら登ったところで沢をのぞき込むと40mくらいの断崖絶壁、高所恐怖症の僕に耐えられるわけがなく即時撤退しました。

「橋の逆側じゃないの?」と家内から指摘を受け見に行ってみると人が通った跡がありました。

「これこれ!求めてたの」と見上げると、

人より大きい岩を体が濡れないように気を付けて乗り越えていくか、

沢など見えるはずもない高さを四つん這いになりながらスギ林を登るのか、滑り台を何百メートルも下から登るような気力、体力などあるはずもなく即時撤退しました。

冷や汗なのか運動した汗なのか分かりませんが滝汗、大失敗です。

放心状態のまま道の駅に行ったり、車でアプローチできる滝のそばでお弁当を食べたりで一息つきました。

まだ午前中だったので以前京都にあった和歌山県の果物農家がやっている「観音山パフェ本店」まで100km移動、美味しく頂きまた京都まで100km、帰宅です。

結論、高所恐怖症に沢登りルートは向いてない、でも見たい、ならば沢登りの口コミ情報と登山ルートを掛け合わせアプローチする方法しかない、という事で50か所全て再調査です。

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