イネ科は主食中の主食、パンも米もトウモロコシも全部イネ科です。

そんなことを知らずによく稲作をやっていたなと、自分の馬鹿さ加減に呆れてしまいます。

イネ科アレルギーでアレルギーの強さを自分の感覚でランキングにしたいと思います。

■ アレルギー強度ランキング

1位

ダントツでオーツ麦、オートミールです。

煮ようが焼こうが全く変化無し、むしろ濃厚になったのではないかと思うような強度でした。

2位

大麦(押麦)です。

水溶性食物繊維の宝庫ではありますが、小麦を生で食べるのと同じくらいの強度を感じます。

湯がいた時のトロトロ具合が概ねイネ科アレルギーの強度にリンクするのですが、大麦のトロトロ感は凄いです。

3位

コシヒカリ系のお米です。

お粥にするとかなりトロトロすると思います。

コシヒカリ系は甘さを追求したアミロペクチンというタンパク質を多く含むもので、それがアレルゲンになっていると言われています。

僕の言うトロトロ感です。

市場に出回っているお米はほぼコシヒカリ系です。

4位

トウモロコシです。

トウモロコシも昔の品種であれば大丈夫だと思いますが、今の品種はコシヒカリ同様甘さを追求しているので、トロトロ感が凄いです。

生ではあんまり触りたくないと思わせるアレルギーの強さを感じます。

ガッチリ焼いて、更に茹でてアク抜きをしてなんとか食べることが出来ます。

ポップコーン用のトウモロコシは安全かもしれません。

■ 安全安心イネ科ランキング

1位 ライ麦

一般的な日本人が食べる機会は殆どないと思います。

ガッチガチのドイツパンで、甘さ無し、柔らかさ無し、トロトロ感も全く無し、だから安全なイネ科です。

僕でさえも全くアレルギーを感じません。

最初は抵抗がありましたが、慣れてくると一般的な小麦パンや白米が甘過ぎて気持ち悪く感じます。

多分西洋系外国人も同様に感じているのではないでしょうか?

2位 旭一号、ササニシキ系の玄米

これもお店で出したら間違いなくクレームが出るレベルのバッサバサのお米でトロトロ感はありません。

一部お寿司屋さんが使用していると思います。

最近は食べてないですが、タイ米などもこの仲間に入るのではと思います。

3位 カッペッリ、デュラム小麦(スペルトはアレルギーが強い)

お米と同じで小麦にも無数の品種があり、昔からある品種です。

触感は若干蕎麦っぽいくらいで普通の小麦とそんなに変わらないと思いますが、アレルギー的に安全な小麦です。

アルチェネロの有機パスタ、asakuraのパスタが安全でした。

栄養素一覧表を見るのが今の趣味なのですが、米は食べる価値があるのか疑問に思うほど全粒粉小麦は優秀です。

一般的な白米やパン、パスタは甘くて、歯にまとわりつくヌチャヌチャした感じが気持ち悪く感じるようになりました。

日本のパン、お米、トウモロコシ、牛肉、トマト、フルーツは世界の非常識なのかなと思います。

多分外国でイネ科アレルギーはそんなに多くないんじゃないかと。

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