朝見回りをスタートすると用水路の水があふれ出ていました。
確かに一週間以上雨は続いているのですがそれにしても、な量です。
農道を登っていくと田んぼの水を抑えている土嚢がすっ飛んでいました。
圃場が家から5kmくらい離れているので何が起きたのか分からないのですが、水が物凄い勢いで流れ出ています。
以前であればパニックになっていましたが、自衛隊式土嚢作りを学んでからは怖いものなしです。
土嚢の紐がある方を下に織り込んで水圧がかかる方はおしり側、圧がかかればかかるほどしっかり止まるように逆U字型に設置、ピタッと止まりました。
一息ついたところで今日も田んぼの除草です。
田んぼに入ってみるとトンボの死骸がありました。
昨日の表面をなめるような足除草の成果を見てみると、水面に顔を出していない小さな雑草は100%でしたが、根が張っている大きなものは残っていました。
これはイマイチと感じたので、振動型機械除草機の真似をして、足で泥をブルブルしてみました。
見えていない雑草や根が大量に浮き上がってきました。
50mやってみてとても良いように思ったのですが、時間効率が悪く振り返ってみると大きな雑草はそのまま残っていました。
次に株間全てを耕盤まで踏み潰してみました。
時々株が横倒しになる事がありましたが効果が大きい気がします。
ガスの抜け方も非常に良いです。
ただ、2条ずつ100mやったところで全然進んでいない事に気が付きました。
次は株間をすり足で進んでみました。
これはとても速く取り残しも少ないように感じます。
カルチを株間でかけたような感じです。
いっその事カルチをかけた方が、と考えましたが、株間の幅の事や方向転換の事を考えると足が最も速いような気がします。
昨日と同じ圃場で、雑草が生えているのは50m×15m程度の範囲です。
明日どうなっているでしょうか?
効き目がなければ明日カルチを改造、3条から1つ外して2条にし試してみます。
将来的に1ha以上やりたいので、効率的な方法を模索しています。