痛い目にあった僕が思う虚弱体質なりの生き方です。
■ まずは親族に色々聞いたほうがよい
本当はアレルギー調査ですが70代以上の人はアレルギー検査なんてやった事がないので、聞いても「アレルギーないよ」としか言わないと思います。
加えてアレルギー検査では完璧にはアレルギーを把握できません。
人は好き嫌いという表現でアレルギーをうまく回避しながら自分を守っているので「好き嫌いはある?」という漠然とした質問が一番正解を導きやすいと思います。
子供のアレルギーは一定の年齢で克服できるといいますが、それも代謝が上がっている一時期の可能性があり(僕のこと)代謝が弱まる30代以降にまた復活する可能性を頭に入れておく必要があります。
■ 食べ物や家財道具、衣類の選定
親族調査が終われば自分が劣性遺伝を引き継いだ可能性がだいたい分かると思います。
どれが苦手なものなのかは家系によりますが、苦手なものは克服すべきものではなく避けるものです。
家事が嫌いという人は、洗濯だと水道水の塩素、洗剤、洗濯機のプラスチック、掃除ではダニの死骸、ホコリ、調理では包丁や鍋の金属アレルギー、もちろん皮膚を通じての食物アレルギー、火を使う際の一酸化炭素、皿洗いではやはり洗剤がアレルギーの可能性があります。
洋服では化繊嫌い、ゴム嫌い、染料嫌い、家具ではアクリル嫌い、プラスチック嫌い、鉄嫌い、そんなものまでというものが世の中には存在します。
普通の人は苦にしないのに自分だけ苦に感じるのはおかしいと、僕はそう考えるようになって回復していきました。
食べ物も同じく嫌いなものは避けるものであって克服するものではありません。
ただ気を付けることが二つあって、一つ目は中毒になっている可能性、二つ目はいつまでも苦手だとは限らないという事です。
一つ目の中毒はよく言われる麻薬、アルコールだとか糖質、よく化学物質過敏症の人が柔軟剤使用者に対して「やめてほしいと言ったらキレられた」というのがありますがこういった事例です。
もう一つは健康になることで苦手なものが普通のものになる、僕のように化学物質過敏症が治り「柔軟剤を使いたければご自由に」という感じ、白米を食べれなかったのに今は主食になっていたり、大豆や小麦もそうならないかと何回もチャレンジしているのはそういう可能性を考えての事です。
■ 整腸、浮腫みをとる
人は健康な時にどす黒い顔色をしていたり吹き出物はないです。
子供を見てください。
子供が健康だとは限りませんが強力な代謝力で表面上は健康の見本になります。
もし自分の肌がそうでなければ何かが間違っています。
なぜ肌を見るのかですが、腸の調子が悪いときは当然具合が悪くそれが皮膚の表面に現れます。
皮膚は腸壁の裏返しです。
腸壁が荒れているとはどういう事か、開いて見たわけではないですが、まず汚い、宿便と呼ばれるものでロンドンの下水管みたいになっているようではまともに栄養を吸収できません。
命の野菜スープで綺麗に掃除をしたとして、僕のようにカンジダ菌で穴だらけ、リーキーガット症候群では何でもかんでも血液に流してしまうので全ての食べ物がアレルギーになってしまう、糖質制限等々、ボーンブロスで腸壁と肝臓を修復しないと通常運転になりません。
どんな人が健康な40代か知りたければ中山きんに君の動画を見るとよいと思います。
別に鍛えなくても適度な運動と浮腫みをなくす食事、それ以外に嫌いなものがあるのならそれを除くことで実現可能です。
では浮腫みとは、本来体内で処理出来るはずの毒が処理出来ずに血管を通じて体内をめぐっている、それにより各所で炎症が発生、全身に炎症が発生すると血管が圧迫される、それが冷えや肩こり、頭痛、皮膚表面には吹き出物や肌荒れとして現れる、それが続くと化学物質過敏症、酷くなれば体内の傷口がガンになるんだろうと思います。
本来処理出来るはずの毒が処理出来ない、その毒は人によって違う、僕はほぼ全部でしたが花粉だけの人とかもいます。
残念ながらアレルギー検査をやっても全ては分からないので自分で見つけていくか僕の真似をするしかありません。
■ 食事の栄養バランスと適度な運動、睡眠
僕はリーキーガット症候群を知らずアレルギーを感じるものすべて排除した結果断食になってしまいました。
これは間違った健康法で治療として必要な部分はありましたが、基本的には必要なカロリーと栄養バランスは厚生労働省が発表しているとおりで必須のものです。
虚弱体質の人のほとんどはタンパク質不足だろうと、検索すれば自分の食べているものの栄養素を表示してくれるサイトがたくさんあるので一度確認したほうが良いです。
僕は自分の偏食の酷さにビックリ、どうやって目標数値に届かせるか途方にくれました。
加えて健康になれば運動がしたくなるもので体力に応じて歩く事も大切です。
これは代謝を上げるのに必要で代謝が上がると食べ物の循環が早くなり悪いものを食べても体内に残る時間が短くなります。
さらに動物が持つ最強の体修復方法は睡眠である事は人間も同じです。
これが簡単ではないのですが僕の場合は寝ようが寝まいが22時から5時まではインターネットを禁止にしていたりと「やる事ないから寝るか」とそういう方向に進むよう仕向けています。
僕も含めアレルギーだとかそういうのを気にしている人の多くはなかなか寝れないだとか、心配性であったり、考え事、調べ物好き、そんな感じの人が多いのではと思います。
健康を作るのは小難しいビタミン剤等々の知識ではなく、まずはスマホやパソコンの画面を閉じ基本的な事が出来ているか改めてチェックすべきです。
それが出来たら衣食住、衣、相手への敬意、食、相手への思いやり、住、心を磨く、襟を正し健康であれば他者への気配りもできる、床や壁を磨けば家族が喜び心が磨かれます。
最近感じるのは世間様は本当に正直だなと、病気を克服してからというもの人々が本当に感じ良くなりやたらと話しかけてくるようになりました。
美男美女が生存競争で有利なのは明白ですが、そうでなくても健康な人も生存競争でとても有利、この手の平返しは虚弱体質に一度味わってほしいと思います。
たぶんコンビニ弁当を食べて明るく生きていくのは僕らには無理、ただ弱いからこそそこをクリアすれば長所にもなる、何もやっていないフリをしてしたたかに毎日明るく生きる事が出来るんじゃないかと思います。