体感的に野菜のシュウ酸、それから乳糖が問題で、ポイントは三つだけです。
・藻塩による処理。スープに塩コショウは欧米人の常識。
・乳糖はチーズや発酵バターにより食べれるようになる。
・シュウ酸と乳製品に含まれるカルシウムは結びつき毒性を無くす。
腸内環境を良くするには食物繊維、ファイトケミカルがベスト、アレルギーや化学物質過敏症等の自己免疫疾患に対抗するには必須です。
■ 野菜の仕入れ方
通信販売で週に一回、自然栽培セットを購入しています。
新鮮、味が違う、洗うだけで皮ごと全部食べられる、アクが殆どでない(シュウ酸が少ない)からです。
有機JAS(肥料、自然農薬有)は生産者側から見ると「慣行栽培で良いのでは?」という疑問があります。
検索すればいっぱい出てくると思いますが、ウチは百姓農園さんのものを使用しています。
こちらで野菜を選択しないメリットは、新しい味、本当に旬なものが手に入る事です。
その時何が美味しいか知っているのは生産者です。
■ 配分
どこで野菜セットを購入しても段ボールパンパンで送られてくると思います。
まず、ジャガイモや玉ねぎのようなもの、葉物等、他の調理に使用しやすいものは別に分けます。
残りを7等分に考えそれを野菜スープに使用します。
追加したい物はスーパーで購入してきます。
他で使用するかもと思っても余るもの、その逆も同じく、野菜スープの材料から出し入れします。
ウチは二人で山のような野菜を一週間で消費します。
■ 保存方法
・葉物類は冷蔵庫で三日以内に全て消費
・根菜類は元気がなくなったと感じたら冷蔵庫
・蓮根は酢水に浸けて、冷蔵庫で毎日水を交換
・生姜も水に浸けて、冷蔵庫で毎日水を交換
■ 命の野菜スープの作り方・フレンチ風
アレルギーを強く感じるもの、苦手なものから順に細切れにし投入、次も切ったら投入という感じです。
皮は剥かない、アク取りもしないので、ゴミは殆どありません。
① オリーブオイルを大匙一杯、僕は必ず人参、玉ねぎから、キッチリ藻塩を振り、中火でキャラメリーゼ、焦げ目をつけます。ここだけは時間をかけます。
② 次からは塩は使わず、固そうなものから順に切ったら投入、混ぜるを繰り返します。
③ 全部入れたら中火から強火、目安はフライパンの真ん中に水がたまらないくらいの強さで、野菜全体をキャラメリーゼします。この作業で野菜スープの甘さが決まる感じがします。
④ 気が済んだらヒタヒタになるまで水を投入し沸騰させます。もし鍋底、鍋肌にこびりついたものがあれば木べらではがします。
⑤ 弱火にし蓋をして40分とマニュアルにはありますが、ウチは量が多い(完成品でラーメンどんぶり山盛り)ので2時間くらい煮詰めていきます。
⑥ 甘い香り漂う野菜スープをお皿に移し粗熱が取れたら冷蔵庫へ、翌日が一番美味しいです。
■ 食べ方
・チーズ、塩を入れ、ハンドブレンダー、温めて野菜ピューレとして、ベーコンとも好相性。
・リゾットの野菜コンソメのかわりに
・シチューの具として
・カレーの具として
他にもいろいろあると思います。
■ 最終日
余った野菜は全て野菜スープ行き、これですべて消化です。
僕の為に始めたことですが、一番喜んでいるのが家内で「美味しいし、肌ツヤツヤモチモチ、髪ツヤツヤ」と、僕自身にも同じことが起こっています。
内視鏡を使用した事はないですが、腸壁を裏返したものが肌だとすると、相当良い状態になっていると思います。