育苗を一からやったのは初めてです。
昨年稲の成長を初めて見て「これだけタフだったらどうやっても育ちそう」そんな印象を持っていました。
3月21日 昭和酵素で種子消毒
3月22日 浸種開始(漬物樽、常温、熱帯魚用のプクプク、3日に1回水替え)・育苗箱へ敷土(無消毒山土+燻炭)
4月7日 時間かかり過ぎだと言われサーモスタットで水温28度、芽出し追い込み
4月9日 播種 覆土ミミズ堆肥(ラブシート、白、黒ベタ掛け)路地プール育苗 当日雨あられ
4月21日 発芽確認
播種から発芽まで、霜が二回、晴れた日のラブシート内側空間温度が45度、曇りの日が25度、雨の日や夜中は見てないですが恐らく一桁台、晴れた日は三日程度しかなかったと思います。
こちらがゆうだい21。
こちらはあきたこまち。
これから1週間毎日雨予報、最高気温10℃ちょっと、常時強風地帯なので、板を立てて水を張る必要性を感じず、放置を続けることにしました。
80a分程度で播種機を使い路地プール育苗、無農薬だと何もする事がありません。
慣行の方々は、種もみ消毒、育苗箱殺菌、床土殺菌、ハウスの修繕にビニール張り、除草シート交換、温度管理、水やり、表土追加、育苗箱配置換え、イモチ病用殺菌、etc。。。
必要に迫られ今に至っているはずなので、何もしていない自分の苗の様子を注意深く観察していきたいと思います。
何かにつけて「俺は冒険はしない」という師匠ですが、昔話をするときは「40年前までは水張って種もみ投げてただけだからお前らのやり方でもできる。むしろそっちの方が良い苗が出来るだろう、そんなことは分かってる。」
無農薬栽培は遊びと相手にされませんが、横目でチラチラと見られているような気がします。