家内と「化学物質過敏症の時って何もする気が起きなくて、誰も手が付けられない根本的な部分ってどう治療すべきなんだろうね」と話しました。
自分がやっていたことを思い出してみると現実逃避でした。
寝ずにゲームの「信長の野望」をしてみたり、海外ドラマの一気見、好きな曲を6時間、食べたい時に食べ寝たい時に寝て、人を見ていると規則正しい生活が好きなんだなと思いますが僕は誰にも邪魔されない夜の時間が好き、人が動き回るうるさい時間は寝ていたい、そんな感じでした。
今も引っ越しをして楽しくてしょうがないので陽が出ている間はあちこち行きまくり、日が暮れても、やってる事は同じです。
10代前半の辛かった時によく聞いていたのがガンズアンドローゼスという海外ロックバンドの「ノーベンバーレイン」という曲でした。
「永遠に続くものは何もない、この11月の冷たい雨でさえ、時間がお前を守ってくれるはず」という感じの曲です。
やる気が出ない時も永遠には続かない、実際良い時も悪い時も永遠に続くものは何もなかったです。
真っすぐ道を歩けることが幸せだと分かるのに40年以上かかり「俺は何て傲慢だったんだろう」と、でも終わりまでなるべく好きな事で満たしたいという欲は強まりました。
病気のままでいる時間も治った後に幸せを感じるための必要な時間だと考えるとやる気が出ない時は出さない方が良い、むしろもっと悪化させるのも悪くない、それさえも永遠には続かない、僕は家を出れないところまで悪化しましたが永遠には続かなかったです。
楽しい今も永遠には続かない事になりますが。