トウモロコシが出穂しました。
イネ科らしく稲と似ています。
ここからどうなるのか楽しみです。
アワノメイガ、タヌキ、ツキノワグマあたりとの戦いでしょうか?
アシとスギナしか生えない大地で背丈は50cm~80cm程度です。
今日も水田除草をしました。
手除草を開始し稲の様子を観察しました。
イネゾウムシにやられているのは分かるのですが、色がイモチ病っぽい感じがします。
枯れかかっているだけなのか判断出来ません。
急性型病斑という楕円形、暗褐色、窒素過多ではないので重症ではないと思います。
ここ二週間で晴れが今日を含めて三日、イモチ病が発生する条件が揃っています。
イネゾウムシは一株につき2匹います。
これらは大苗で植える事、米糠除草をやらない事でかなり軽減できるだろうと思います。
除草の為に米糠ボカシ肥料を撒きましたが、水口付近の全く効果がないであろう場所でも深水にする事で雑草がほとんど生えていません。
昨年も今年も有機物を田植え後に入れてしまった事は後悔があります。
来年は育苗時に肥料を与え大苗にする、田起こしは深くやらず代掻きはゆっくりで高回転、田植えは30×30で条間株間ともにカルチをかけられるようにする、カルチは縦横セットで3回、これで中干しまでは慣行と同じように出来るはずです。
次に雑草ですが見た事がある雑草を書き出してみました。
イネ科 タイヌビエ ヒメタイヌビエ ケイヌビエ キシュウスズメノヒエ ヨシ
ガマ科 ガマ
オモダカ科 ウリカワ オモダカ
ミズアオイ科 コナギ
タデ科 ヤナギタデ
セリ科 セリ
ツユクサ科 イボクサ
カヤツリグサ科 タマガヤツリ ホタルイ
イグサ科 イ
ホシミドロ科 アオミドロ
ずっとクログワイだと思っていたものは天然のイグサだったようです。
休耕田に30cmくらいの大きな株を作りますが、田起こしをすると枯れてなくなります。
今日取った雑草を並べてみました。
オモダカ、ヨシ、セリは偶然今日の場所にはありませんでしたが、少し生えています。
左からコナギです。
カルチに弱い印象があり条間には生えていません。
発芽に光、酸素が不要なので米糠を撒こうが何をしようが生えてきます。
地中に有機物が少ないとあまり発生しない印象です。
左から二番目はタマガヤツリでしょうか?イヌホタルイでしょうか?
コナギと違い縦にツンツンしています。
これもカルチに弱いです。
両方とも人差し指と中指に挟んで抜けます。
左から三番目はヤナギタデかイボクサでしょうか?
これはカルチをかいくぐる厄介な雑草です。
成長も早く水深が浅かった株間ほぼ全てに生え水中から顔を出しています。
昨年は放置だったのでとんでもない事になり稲が埋もれました。
最後の一番右は色々調べましたが分かりません。
これは畑にも生えています。
手取り除草はやってみると勉強になりますね。
師匠の田んぼを見に行くと、水は落としてあり、かなりヒエが目立ちました。
今の段階であの量だとこの後苦戦する気がします。
除草剤は色々変えても年々効かなくなると言っていたのを思い出しました。