化学物質過敏症の症状を整理。

男性、40代、パソコン毎日10時間くらい、東京23区内在住。

そもそもどうやって化学物質過敏症だと診断できるのか、サーモグラフィー検査である部分に特徴的な体温が低い部分が見つかる。

それ以外は自己申告になる。

毎日鼻をかむと血が混じり、調子の悪い時は耳垂れが酷く、図書館に行く程度でも翌日熱が出て、歯茎が腫れ血豆のようなものがあった。

これはマズいと病院に行くキッカケになった。

原因と考えられるもの

アレルギー、化学物質過敏症、電磁波過敏症、人のブログ等を見ても自分と違うところが多々あり、反応するもの、症状は人によるのかもしれないし、違う病気を併発しているのかもしれない。

なのでそれぞれの物質が悪いとか、やめるべきだとかは思わない。

ただ、原因不明の体調不良の人の参考になればと思う。

  1. 網戸やカーテンの排気ガス臭や汚れ、外気
  2. 殺虫剤とか虫よけ剤、その他吹きかけ系溶剤のたぐい
  3. 洗剤や柔軟剤の香り
  4. 化粧品やデパート、満員電車のような人混み
  5. 肌に触れる生地、洋服やシーツ、布団、靴下
  6. 金属類
  7. 水道水
  8. 農薬、保存料、添加物等が入っている食べ物

① 網戸やカーテンの排ガス臭や汚れ、外気

カーテンや網戸
curtains and screens

こめかみが痛くなり、吐き気を抑える為に息を止めてしまうような不快指数の高さ。

ホコリと排ガスがブレンドされたザラっとした黒いすすのようなもの、一瞬でどこかに逃げたくなる感じになる。

なので空気の入れ替えはしない。

いつも空気清浄機をつけている。

ただガソリンスタンドの臭いは好き。

燃やしたり加工しなければ、原油自体は問題ないと思う。

② 殺虫剤とか虫よけ剤、その他吹きかけ系溶剤のたぐい

殺虫剤
insecticides

これは健常者でもあまり吸いたくないものだと思う。

エアコン掃除用のもなかなかのもの。

体が浮腫んで瞼が重くなるが、症状としては辛くない。

天然由来の蚊取り線香やハーブは好きで、虫よけや殺虫剤だから全部ダメというわけではない。

③ 洗剤や柔軟剤の香り

洗剤や柔軟剤
detergents and softeners

病気になってからインターネットの記事で目に留まるようになった「香害」。

そんなに気になるかと思っていたが、確かに外出時に気分が悪くなる時には必ず柔軟剤の臭いがある。

昔からあるような石鹸や天然の香料は大好きで、マイクロカプセルは言われているように体に良いものだとは思えない。

④ デパート、電車等の人混み

香水やポマード
perfumes and Pomades

人混みは10代の頃から嫌いで、パーソナルスペースは2mくらいだと思う。

これに色々な臭い、だいたいアルコールなんかも混じってくるのが人混みで、本能的に避けてきた。

アルコールは日本酒であれば5合程度、麦由来のものは一口が限界で、その呼気を嗅ぐのも厳しいので、飲み会を楽しいと思った経験がない。

その観点から一番ほっとする場所は、誰も来ない標高の高い本当の山奥。

⑤ 肌に触れる生地、洋服やシーツ、布団、靴下

洋服
clothing

古着で使われるナフタリンは厳しい。

生地はポリエステルとかは痒くなることが多い。

オーガニックだから良いかというと、無印良品やユニクロの商品は気持ち悪くなる。

作ったあとにナフタリンだとかを虫食い対策で使っているのか分からない。

コットンやウール、リネン、革製品も同じ。

不思議と高いものは大丈夫な事が多いが、何故なのかは分からない。

⑥ 金属類

同じ素材でも分かれとても難しい。

金や鉄、ステンレスその他金属ほぼ全てグレードがあってそれが影響していると思う。

ダメな時はだいたい痒みやミミズ腫になる。

これも高いものは大丈夫な事が多い。

⑦ 水道水

水道水
Tap water

水がダメになったのはショックが大きかった。

お風呂に入れない。

湯船につかると脛や腰あたりがなんとなく痒く感じるようになり、ある日を境に完全におかしいと感じるようになりシャワー以外使わなくなった。

いよいよマズいと思ったが、地方のお風呂だと全然問題ないことを発見した。

恐らく塩素系が原因だと思う。

東京の水道水と地方の水道水、同じ基準値内だとしても違いがある。

⑧ 農薬、保存料、添加物等が入っている食べ物

食品添加物
food additives

賞味期限が長いもの、お惣菜、冷凍食品、コンビニ製品、安い外食店のものは極力口にしない。

症状としては下痢、むくみ、吐き気、痒み、肌荒れ、発熱等様々。

アレルギーもあるだろうし、化学物質もあるだろうしで特定はできない。

食品も衣類と同じでだいたい価格と比例している。

まとめ

素材や水、空気のように見ても分からないものは感覚で判断、そのジャンルは全部ダメと一概には言えない。

最後にストレス。

元々こういう病気の素養はあった。

そこに仕事の影響も重なったと思う。

さらに病気について気にしすぎとか神経質とか、自分でもそう思う。

悪くなる一方で、現実の生活や仕事と健康との折り合いをどうつけていくのか、それがテーマの病気かもしれない。

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