秋田には親戚がいましたが、京都は観光程度、縁も所縁もない地に移住してきました。

ちょうどコロナでどこに住んでいても同じだったかもしれません。

僕は15回程度、家内は10回程度引っ越しの経験があり、どこに住むかという事について合理的な理由だけで選べてしまうところがありました。

住めば都と言いますが、お互いそういう感覚があります。

京都は僕の病気と家内の便利なところという理由で選択しました。

都会のマンションの高層階が香害が最も少ない、病気に対する理解度は都会の方が圧倒的に高いのは地方に行ってすぐに理解した事でした。

次に災害が少ない事、町がコンパクトな事、町中に高速道路がない事、これを満たしたのが京都でした。

南側は低地ですがいわゆる盆地、車で30分も走ると山にぶつかる、それも選んだ理由です。

僕の幼少期と違い分からない事はネットで検索すれば人に道を尋ねるより詳しく分かってしまったりする、以前より移住のハードルは大幅に下がったと思います。

家内はかなり控え目ですが僕は営業マンタイプなので、挨拶をするような知り合いは100人を超えたと思います。

人と話をするという点においても特に困った事はありません。

昨年車で東京へ行き、車から降りた瞬間に自分の故郷がなくなったような気がしました。

香害がヤバいレベルを突破していて、喉がイガイガするくらい埃っぽい、東京にいた時に香港とか人口密度がヤバそうと思っていましたが、それと同じように東京を見ている自分に気が付きました。

次にどこかに引っ越すのか分かりませんが、次引っ越すとしても都市以外にはいかないような気がします。

マンションで上下左右に誰が住んでいるか知らないくらいの距離感がちょうどよい、助け合いという良い点より妬みや嫉妬という悪い点がない方が僕にとってずっと重要です。

土いじりをしていた頃は生きている感覚があって凄く楽しかったですが、それを取り巻く環境を考えると二の足を踏みます。

京都への移住はほぼ狙い通り、病気も治りこれからもっと楽しくなっていくのだと思います。

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