治った今化学物質過敏症になれて良かったなと思っています。
以前は色々と余裕が出てきて生き甲斐というか、そういうものを見失いがち、暇人でした。
山中鹿之助の「願わくば、我に七難八苦を与え給え」じゃないですが、治った時は外に出て道を歩ける事をなんて素敵な事なんだろうと思いました。
「今日は人が多いな」と文句を言っている現在ですが環境に慣れる事も人の強さだと思います。
治ったとはいえ課題は多い、生活習慣病の恐ろしさを知っているのでいい加減な生活はあり得ない、やるべき事は掃除、洗濯、炊事と当たり前の事です。
僕は文明が発達する中でこぼれ落ちてしまったわけですが、逆に大切な事を病気が教えてくれました。
プラスチックな香り、洋服、音楽、僕には良さが理解出来ないですがそこには何か意味はあるんだろうと、僕には理解出来なくても文明にはどんどん発達して欲しい、今はそこまで治ってきました。