京都に引っ越して間もなく、高島屋の地下でクリスマスの時に食べるような鶏肉を購入しフライパンで焼いて食べました。
何かこだわりがある特別な鶏肉ではないと思います。
食べる時に何となく嫌だなという感覚がありましたが、散歩をしていると突然発作が起きました。
症状は全身の浮腫み、リンパの腫れ、吐き気、頭が締め付けられるように痛む、震え(痙攣に近い)、錯乱状態になる、といった感じです。
秋田でも錯乱状態になっている自分を自覚する事が多々ありましたが、またしてもこれかと。
今までで一番大きな発作で歩けなくなり、本格的にマズいと感じ救急車を呼びました。
ところが到着した救急隊員が一人残らず柔軟剤使用者で「近くに寄るな」と大声で命令し離れました。
「風上に立つな」としつこく言い、その後化学物質過敏症である事を告げ説明をしても理解力がなく「乗らないのならサインください」と近づいてくる始末。
「なるほど、事故や病気になった時は俺はそのまま死ぬわけだな」と思いました。
良かったのは橋の近くだったので、人々を避け風上で鎮静化するのを待ち家へ帰りました。
家内も救急隊員の制御や説明が出来ない事が分かったので「他人は誰一人頼れない」と覚悟も出来ました。
この日のように柔軟剤を強く感じる時もあれば、焼肉店で経験したように、強力な柔軟剤使用者が小一時間真横でしゃべり続けてても大丈夫な事もあったり。。。
「鶏肉なんか二度と食べるか!」こんな感じで酷い目にあいながら食品の合否をつけていきます。
焼肉については「カルニチンが関係している?」とWEBで見つけ、イオンで赤身牛肉を買い毎日食べようと試しましたが、夜中に不整脈が起こるようになり中止しました。
良い事が分かっていても簡単ではありません。
食材の見極めは「本能」、たとえ調理後でも違和感を感じたら即座にやめる勇気、ラーメン屋さんに行って一口食べて「スミマセンがもういらないです」、これを言う勇気が難しかったりします。