竹のスプーンが欲しくて探しに出かけた時でした。
四条河原町徒歩圏にはたくさんのお店があります。
公長斎小菅京都本店を目的に行ったのですが気に入ったものがなく、近くの京都三条竹松というお土産屋さんに行きました。
大型の野菜を入れるかご、塩をすくうのにお茶用の小さな匙、竹の水切り、これらはすぐに決まりました。
スプーンはたくさんの種類があり材質が選べたので一つひとつ握ってみました。
何となく竹が良いような気がしていたのですが、栗の木を触った瞬間呼吸が深くなりました。

初めての経験で「自分に合う木材というものがあるのか」と驚きました。
以前、桐や檜は何となく息が詰まる感じがして購入には至らなかった経験がありました。
机なんかは妥協してウォールナット材のオイル仕上げに決まりかけていましたが方向転換です。
また別の日にフラフラと大丸を散歩していると「アレルギーに配慮した家具」というポップアップショップがあり「昔の日本は栗の木をよく使用していたのですが、最近は少なくなりました」という家具屋さんがいました。
その方自体がアトピー体質に見え、商売っ気がないところも好印象でした。
極力釘を使わない、ボンド等もアレルギー対応、家具は洋服と違い設置後に「匂うからベランダに放置」というのが難しい物なので「これはいけるかも」と思いました。
まだ見積もり段階、引き出しの底面はべニアだったりと百点ではありませんが、置いてあった栗の木の家具はスプーン同様にとても呼吸が深くなるものでした。
木は化学物質ではないですが、体に優しい木というものはあるのかもしれないと思いました。