イメージでしかないんですが、以前から都会育ちに虚弱体質が多いと感じていました。
都会育ちと田舎育ちの違い、空気、化学物質の量、水、色々違うと思います。
梅を見に行った時に2歳くらいの男の子が砂利道の砂利を食べていました。
お母さんが「それは食べたらダメ」とやめさせるわけですが、多分あの子は他でも色々食べていると思います。
僕ら都会人の環境はどうだったか、そもそも石がなくアスファルトばかりです。
戦前、戦中、戦後、子だくさんのお母さんが子供が何を食べているかなんて見張ってられなかっただろうなと。
道端の物は不潔なだけで人にとって意味がないのか疑問に思いました。
僕がこうなった原因はそれが足りなかったんじゃないかと。
菌は量次第で毒にも薬にもなる、基本的には殆どが様子を見ている菌、悪いからといって取り除くとバランスが崩れるので何が良いとも悪いとも言い難い、そんな感じじゃないかと思います。
小さい頃秋田県へ帰省し田んぼの排水路で遊ぶのが大好きでした。
網でメダカやタナゴ、ゲンゲロウ、水カマキリをたくさんとっていたのを思い出します。
5年前秋田へ移住した時にはそれら全ていなくなっていました。
おじいちゃんが亡くなり耕作放棄地となった一帯1haをユンボを借りて整地しなおし自分だけの水源を使って作り直しました。
するとため池で生き残っていたメダカやドジョウ、色々な生物が流れてきて元の状態に戻りました。
自分で作ったこの地は今も愛着があります。
その後引き継いでくれた人は20代の自然農法家、訝しげに見られていましたが先日村長から電話が来た時には「本当によくやってて凄いもんだ」と、無農薬無施肥で米を作るなんて何言ってんだと言っていた人にすっかり認められたようです。
木や土を触るって良いです。
フワフワした都会生活も良いのですが僕が好きな事、やりたい事は土木工事、米や野菜を作る事よりこういう環境を作る事の方が楽しかった、残念ながらこの環境を作っても放棄されるくらい条件が悪いので意味がないですが、機会があったらいつでもやりたいと思っています。