今日もゆうだい21の圃場の水田除草、カルチをかけました。

稲作の歴史はwikipediaによると約1万年。

農産物の中で最も確立された技術があると思います。

そんな中「無農薬」という時代を逆行する事をやっているわけですが、100年前は水田除草が大きな課題だったと思います。

今も全国各地で無農薬米は作られていますが、インターネット上や本を読んでいて「これが決定版」というものが見当たらず、各地で色々な方法が試されています。

大型機械除草機やラジコンがありますが、小規模農家にとって採算のとれるものではないので僕の参考になりません。

慣行農家も好きで薬を振りまいているわけではなく、他に良い方法があればとっくの昔にそれをやっているでしょう。

今日は家内も田んぼの中に入れ雑草を触り株間除草について色々試したり話し合いをしました。

結論として、これは粘土質土壌のみかもしれませんが、チェーン除草、その派生型のビニペットスプリング、竹ぼうきでは納得のいく除草はできないとなりました。

カルチは条間に対して非常に有効、10日経過しても条間だけ雑草が生えません。

リスクは株ごと沈めることがある、葉を折ることがある、ただ、このリスクは他の方法でも同じかもしれません。

僕らはカルチで酸素供給+ガス抜き+条間除草、株間は「自分の足」が一番速く正確でダメージがないという結論になりました。

もう一か月見てみないと株間のコナギや小さな双葉の雑草がどれくらい悪さをするのか分かりません。

あきたこまちの圃場40a(別の26aの圃場は手を付けられない雑草量なので水を抜き休耕田に戻します)は香害の為近寄れないので水管理のみでそれの実験圃場にします。

ゆうだい21の圃場20aはそれら雑草全て抹殺します。

10aあたり5時間くらいでしょうか?

除草時間計算式は(カルチ軽目で1時間+足除草5時間)×4回=24時間となりました。

水を抜けば今度はヒエが攻めてくるでしょうからまだまだこれからですね。

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