Bタイプとは僕のように「食べれるものに制限があります」というタイプ、新たにH子さんが入隊されました。

長いやり取りがあるのですが、かいつまんでここまでの内容をまとめます。

54歳の女性です。 2020年に化学物資過敏症を発症しました。 国立S病院アレルギー科に通院中です。 もともと薬剤アレルギーが沢山あって、解熱鎮痛剤や抗生物質など、薬はほとんど飲めません。

私の初発症状は、「魚っつハイ」という小魚とナッツが混じったお菓子と、豆乳ヨーグルトに黒胡麻きな粉をどっさりかけたものを1年以上毎日食べていたところ、「動悸」と「胸が詰まる感じ」で発症しました。 それ以降、大豆やゴマ、ナッツが食べられず、添加物や化学調味料、殆んどの薬剤にも反応して、動悸・胸が詰まる感じが出てしまいます。

先生からのアドバイスで、便通の改善や汗をかくことを試みましたが、なかなか上手くいきません。 運動はしたいのですが、右股関節痛があって、思うように運動出来ません。 小児期からひどい便秘です。 ビフィズス菌や玄米甘酒を飲み続けたところ、一時的に便通改善しましたが、突然症状が出て飲めなくなる、ということを繰り返し、体に良いと思って毎日取り続けていると、やがて症状が出て食べたり飲んだり出来なくなります。

梅干し、カニ、蕎麦、米、たけのこ、鮭、ブロッコリースプラウトなどが食べられなくなり、小麦はもともと苦手なので、炭水化物は芋類で取っています。 腸内フローラを調べて、自分に合う乳酸菌を飲んだりしましたが、4日目でダメになりました。 昨年10月には水を飲んでも症状が出て、命の危険を感じました。 点滴を受けて、休職し、体を休めたところ、水は飲めるようになって、外出も出来るようになってきました。

昨年11月に大典さんのブログを見つけ、早速百姓農園さんのお野菜を取り寄せ、命の野菜スープとボーンブロスを作って飲んでいます。 症状の変化はあまりなく、最近は毎日使っている基礎化粧品や体に塗るクリームでも症状が出るようになってしまいました。 長沢オリゴというオリゴ糖、酸化マグネシウムを660mg毎日飲んで、1週間に3回ほどの排便がありますが、長沢オリゴも飲めなくなったら困ると思い、1日おきにしたところ、やはり便通が停滞してしまいます。

私は、大典さんや多くの化学物質過敏症の方々とは少し違うタイプだと思っています。 強い臭いは苦手ですが、よっぽどでないと臭いで気分が悪くなることはありません。

まず僕は医師ではないので民間療法であり自己責任においてご参考にされる事に同意ください。 結論から言うと治ると思います。 リーキーガット症候群の典型例だからです。 (その後の詳細は割愛)

厳格なリーキーガット症候群対策とは、徹底的な糖質カットですね? 米・小麦が食べられないため、さつまいも、じゃがいも、かぼちゃ、里芋などを日替わりで食べていましたが、もう食べたらダメですね。 蜂蜜や果物も、もちろんダメですね? まずは20日間、と思って頑張ります。

基礎化粧品はどうしたら良いでしょうか。。 ヒノキやクロモジなどの樹液を使った化粧水とワセリンでしょうか。。

オリゴ糖はダメなんですね。 今までは、アレルギー科の先生のご意見に従って、ビタミンB・C・D・Eとマグネシウム、亜鉛をサプリで飲んでいましたが、これも20日間はやめた方が良いですかね。。 酸化マグネシウムをやめるのもちょっと不安ですが、毎回サプリを飲むのも結構な勇気がいったので、それから解放されると思うと、少し気が楽になりました。

命の野菜スープは、最近は6時間煮詰めるようになりました。 レクチン対策で皮はむいたほうが良い、とのことですが、人参やカブ・大根など、皮は剥かずに作っていました。。 やはり、むいた方が良いでしょうか。。

酸素ですね! これは新鮮な発見でした。 確かに、閉め切った空間は苦手で、冬でも薄く窓を開けていました。 めちゃくちゃ寒がりなのですが、今、窓を半分くらいずつ開けていますが、意外と大丈夫です。 我が家はマンションの1室なので、気密性は高いですね。

リーキーガット症候群では、色々な症状が出るのですね。。 生来ものすごい乾燥肌で、冬はクリームなど保湿剤を塗らないと体中粉だらけになります。 最近、体に塗るクリームが合わなくなってから、ワセリンにしてみたのですが、やはり粉だらけでめちゃくちゃ痒いです。 こんなに痒いのは初めてで、これもリーキーガット症候群による浮腫みのせいなのでしょうか。。

アルカリ性の食事とは、野菜が中心ということですね。 肉や魚も食べたいのですが、あまり食べない方が良いのでしょうか。。 本当は食いしん坊なので、沢山食べたくて仕方ありません。 私はリーキーガット症候群ではない、と思いこんでいたのですが、典型的なのですね。。 ひとまず、頂いたお返事の内容を20日間、実践してみます。

化学物質過敏症の人が、孤独なのは間違いないです。

基礎化粧品については僕は使用したことがないため分かりません。乾燥肌とまとめてお答えすると、出てきた症状に対して対策を打っても根本的解決になりません。 根本的解決とは、 1)腸が正常に栄養を吸収できるようにする事(命の野菜スープを飲んでいる事、脂溶性ビタミンが摂取出来ているのでクリアです)。 2) 吸収した栄養を必要な場所まで送り届ける事、ここは浮腫みによる血行障害等で毛細血管が潰れていると想像します。

また女性特有の鉄分不足により血行障害が起きていることがあると思います。肌の再生には水溶性ビタミンであるB群、具体的には豚肉を150g以上食べて10分後に肌を触ってみて下さい。 いわし3匹、ポークソテー150g、葉物のサラダ1パックを一食でまとめ食い、たぶん普段とは違うと思います。

医師が推奨する事に対して僕が反論するのは薬機法違反になるため「リーキーガット症候群的にはサプリは薬の仲間の為ダメです」としかお答えできないです。もしやめたことで弊害が出た時は即時再開されるべきだと思います。

言い忘れましたが、体のかゆみと一酸化炭素は大きな関わりがあります。調理中はマスクをし換気は最強、出来ればダイニングには長居されないほうが体のかゆみが起きません。また、皮膚経由でレクチン等が侵入しますので、自分で調理をしない、または手袋等可能であればされた方がからだのかゆみが軽減されます。

かゆみの原因はリーキーガット症候群でほぼ間違いないと思います。僕も病気中の冬は体や頭がかゆくて本当にイライラしました。 肉、魚、ガンガン食べてください。皮膚再生のためにタンパク質、優良な脂質を必要としています。目に見えている皮膚のみならず食道、胃、腸、これらも皮膚で、見えている皮膚が荒れているという事は同じく内臓も荒れています。豚、魚(イワシや氷温サバ)を中心にされると一週間くらいでかなり改善されると思います。

昨夜は換気扇「弱」を付けっぱなしにして寝ました。 夜中は「さあやるぞ」と「本当に良くなるかな?」の気持ちが混じり、あまり熟睡出来ませんでした。 今日は風が強く、窓を少し開けるだけでビュービュー部屋に風が入ってきます。 寒いですが、慣れるしかないですね。

ひよこ豆、うずら豆、さくら豆、レンズ豆、ぜひ試してみます!股関節・右足痛もかなりストレスなので、それが良くなるかと思うと、それだけでも嬉しくなります。 正直糖質抜きはフラフラになりそうですが、何とか20日間、やってみます。 仕事では結構頭使うと思っているので、どうしようもない時は、黒糖やあんこをちょっとなめてみます。

なるほど、乾燥肌もリーキーガット症候群ですか。 私は結構凝り性というか、偏り癖があって、気に入ると、ずっと同じものを食べ続けたり、使い続けたりして結局食べられなくなったり使えなくなったりしているので、イワシやサバも日替わりでチャレンジします。 魚は、やはり火を通したほうが良いですよね? 鉄分も、是非参考にさせて頂きます。

サプリをやめてみるのは自己判断になりますので、あまりにダメな時は、再開します。部屋が寒いと、家族(主人と息子)に迷惑かけそうです。 主人には厚着するように、お願いします。 私も鶏肉の脂身が苦手ですが、鶏肉自体は好きです。

Kさんの回復ぶり、すごいですね。。 私は、化学物質過敏症という病気に支配されてしまうような気がして、下着や化粧品、石鹸などはあまり気を使っていませんでした。 とにかく寒がりなので、ヒートテックは常時着ていますし、手洗い石鹸・台所洗剤は普通の洗剤です。フライパンも命の野菜スープを作る時以外は、フッ素加工のフライパンです。。

昨日までの朝食は果物のみでしたが、今朝は、命の野菜スープと豚肉ソテー、キャベツの千切りを食べました。 お腹の中はピクリとも動いておらず、いつ排便があるか、気長に待とうと思います。

火を通したものと火を通していないものは別の物なので両方食べてください。 もちろん生では食べられないものは火を通して食べて下さい。 古くからある調理法は安全が担保されているのでそれに従ってください。

「鶏の脂身が苦手」というリーキーガット症候群患者の典型ですが、おっしゃるとおり肉類の油は全て避けるべきものでササミ等は大丈夫です。 逆に魚の油は非常に大切なのでたくさん摂取し皮膚に潤いを与えてください。

H子さんには申し訳ないですが「どうしても良くならない」という報告を期待していたりします。 常に進歩しもっと深く原因を突き止めたいからです。

サバやイワシの青魚は、何となくアレルギー発症しそうで避けていましたが、おそるおそる試してみます。 養殖のサーモンのお刺身を食べた時に症状が出たことがあり、それ以来、鮭も避けていますが、少量挑戦してみますかね。。 息子は幼少期、多動が目立ち、本当に子育てで苦労しました。 改善のためにありとあらゆることをやり、大学生の今では、不注意が残ってますが、やっと悪目立ちしなくなりました。

遺伝性の病気なのですね。。 近親者には、アレルギー体質とか薬が合わない人などいますが、一般的な比率かな、くらいに思ってました。 支配されるのではなく、克服して支配したいです! 大典さんには申し訳ないですが、必ずや改善の報告をさせて頂きたいと思っています。 今日の昼は、命の野菜スープとレンズ豆、鶏肉のカレー煮(残り物でした。。)、ロマネスコ、キャベツを食べました。 強烈にお腹が痒くなり、珍しく発疹が出てました。 レンズ豆は初めて食べたので、うーんという感じです。。

早速レンズ豆の件ありがとうございます。 レンズ豆をどのように調理されたか詳細を頂いてもよいでしょうか? 豆類は間違った調理法を実践すると強烈な悪影響があるので。

大典さんの1/27のブログを参考にさせて頂きました。 命の野菜スープは朝に十分熱して器に入れており、再度下茹でしたレンズ豆と一緒に鍋で加熱しましたが、その時の加熱時間が短かったかもしれません。 まだ、豆が少し固い状態で食べました。

失敗例とてもうれしいです! 固いままだと「うへっ」という感じが僕もします。 一度レンズ豆の下茹でを「沸騰してから10分」中火で煮てもらってもいいですか? 泡と共に黒い灰汁が浮いてくると思います。 あれを舐めた事があるのですが非常に苦く「これは取り除きたい」と必死に灰汁取りをやっていました。 デメリットとしては皮が溶けて中身が流れ出してしまう事ですが、そのギリギリが僕らにはちょうど良いのだと思います。

なるほどなるほど、黒い灰汁が出るほど煮てないですね。 承知しました! 沸騰してから10分煮てみます。

今日の失敗談です。 今日は外勤だったので、一応塗っとこうかなーと思い、敏感肌用の日焼け止めを塗ったところ、「ちょっとちょっと、何してくれてんの?」と体が言っているのが聞こえるくらいに、秒で胸が詰まって症状が出ました。

昼食に鰹のタタキを食べた際、良質な油を、、と思い、オーガニックのアマニ油をかけたところ、動悸が出ました。 2年前くらいは大丈夫だったのですけどね。(違うメーカーのアマニ油でしたけど)

皮膚に何か添加する時は椿油とか馬油とか素材そのものという物以外やめた方がよいのではと思います。 それから、僕も亜麻仁油は反応するものとダメなものがあり、大丈夫なのは「ビオロジコイルズ有機アマニオイル」で、最も推奨するのは各種有機オリーブオイルと「Shanantina 有機サチャインチオイル」というものです。 サチャインチオイルは体調不良を1時間だけフッと和らげてくれる効果があり気に入ってもらえると思います。

顔にはクロモジウォーターとワセリンにしたのですが、馬油や椿油も良さそうですね。 私が今日ダメだったアマニ油は、ビオロジコイルズです。。 以前大丈夫だったのは、Omega Nutritionの有機アマニ油です。 サチャインチオイルですか。 推奨のメーカー、ありがとうございます。 まだ使ったことがないので、今度、少量で試してみます。 今日、ひよこ豆を茹でましたので、明日、スープに入れてみようと思います。

家内がワセリンを使用してるのですが僕は苦手な感じがしました。 完全に大丈夫、怪しく大丈夫でいうと怪しく大丈夫な感じです。 ビオロジコイルズのアマニ油がダメというのは、怪しく大丈夫なクラスでそもそも亜麻仁油ってどうと言われれば飲みたいとは思わないという感じでした。

サチャインチオイルは完全に大丈夫タイプ、むしろプラス系で腸が痛い時には必ず飲んでいたもの、今もやらかした時に飲んでいます。 K氏と違い同類系化学物質過敏症兼リーキーガット症候群なのでとても勉強になります。 ひよこ豆は腸がキュルキュル言い出すので僕の中ではNo1の下剤という位置付けですが結果が楽しみです。

本日朝食の最後に、ひよこ豆5粒を食べてみました。 予想はしてましたが、口の中で噛んでいる段階から胸が詰まってきてだるくなりました。 復活は比較的早かったですが、やはり合わないなー、、という感じです。 でも、今回もひよこ豆はまだ固い感じでした。 スープと一緒に火を入れなかった理由は、もし合わなかった場合、スープにひよこ豆成分が拡がるのを避けるためです。 もう少しやわやわに煮てから再挑戦しようか、、と考えています。

糖質制限を始めて3日目ですが、ライ麦パンは食べても大丈夫なのでしょうか? 調べると、結構な糖質が含まれているようですが。。 ・野菜や肉は、調理仕立てを食べた方が良いのでしょうか? もうずいぶん前から、家族と自分の食事を分けて作るのが億劫になってしまい、タスカジさんに使える調味料などを伝えて作りおきしてもらっています。 もっぱらそれを食べており、生野菜は自分でサラダを作ったりしていますが。 ・きのこや海藻は、やはり食べない方が良いでしょうか?(大好きなんです)

こちらこそ情報収集に協力頂けて大変嬉しいです。

・ひよこ豆

ひよこ豆に対するリアクションは健常者である家内と全く同じです。最初におっしゃられていた「私はまた違うタイプかも」という可能性を感じています。ひよこ豆は頑固なのでどれだけ火を通してもなかなか柔らかくはならないと思われます。そのままの形を嫌う家内が「小麦の代替品としての利用、私は小麦よりひよこ豆のお好み焼きが好き」と言っています。粉末状に出来るミキサー等ありましたら一度お試しください。

・ライ麦パン

ライ麦パンについては糖質もかなり高いですが主食の中では群を抜いてバランスが良いと考えています。糖質の一日の総量が基準値の三分の一程度に収まっていれば十分成果は得られるという考えを持っていました。また、パサパサしていて米、小麦、芋のようにくっつかない感覚を持っていたのですが食後の感覚としてはどうでしょうか?

数ある主食の中でどれが直径1cmあるのか分からないH子さんの極細の腸を通過しやすいかイメージしてみて下さい。家内はライ麦パンは食べられないのでH子さんが食べられるだけで凄いなとは思っています。

・タカスジさん

「タスカジさん」は初耳で勉強になりました。ヒスタミンの話になりますが、今問題がないと感じられているのでそれでいいのではないのでしょうか?

一般的な化学物質過敏症患者は他人が家の中をうろうろする事なんて考えられないはずなので、病名はどうでもよいとしても化学物質過敏症ではなく腸変形症、腸極細症とでも言いますか、それにより食べ物が滞留、腸閉塞寸前、滞留する事で腐った食物がリーキーガット症候群を併発させているような感じのイメージが湧きました。

僕が常日頃発信している浮腫みを取る、H子さんの場合浮腫みが腸に集中し、ただでさえ細い腸をより細くしてしまっている、これを読んでH子さんの個人的感想を聞きたいです。

流動食、全ての食べ物を噛まなくても良いような状態にして食べるというような事は試された事はあるでしょうか?その中にネットリするものを入れない、僕の中ではそれがリーキーガット症候群対策だという物理的なイメージを持っています。魚や肉はネットリしない、米や小麦、芋等炭水化物はネットリする、今食べられないアレルギー物質を取り除き流動食を作った時ストローを通過させやすい内容物とは?という、イメージが共有出来たでしょうか?

つまり命の野菜スープやボーンブロスが飲めなくなることはあり得ない、それはそれ以外の食べ物が詰まらせている、浮腫ませているという感覚です。

・キノコや海藻

食べれるなら問題ないと思います。ストローのような腸を通過するにあたりスムーズに通過しそう、ヒ素やカビに対する抵抗性をH子さんが持ってらっしゃるのであればむしろ食べるべきものに変わると思います。

今回もめちゃくちゃ勉強になりました。

ありがとうございます。

以上になります。

治った後に家内に言われた事「あなたは赤ちゃんなんだから、赤ちゃんが大丈夫なものはあなたも大丈夫、蜂蜜だとか、固形物だとか、そんなもの食べさせる?」

コメントを残す