本当に苦しい時はブログなんてやる余裕がなく、あれから2年が経過し落ち着いてきたので、これまでをまとめます。
移住する気力があったのはひとえに筋肉のおかげです。
病気を誤魔化すには鍛える事はとても役立ちます。
■ 秋田を離れようと思った理由
良質な食料と田舎の環境が欲しければ別荘地に行くべきでした。
地方都市と農村が合体したような環境は、柔軟剤使用率、病気に対する理解度から失敗でした。
次に移住先を考えるにあたって都市である事を条件にしました。
ストレートに言うと収入と柔軟剤使用率、健康に関する知識は関係があると感じたからです。
僕は東日本大震災の二か月前に日本一周をしていて、福島の原発前に行き心臓がパクパクした経験があり、震災の三か月後に被災地に行ったのですが、左肩にテニスボールのようなコブができ「放射性物質はマジでヤバい」という経験をしたので、関東から東側は選択肢にありませんでした。
残りは名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡、熊本が候補にありました。
名古屋と大阪は空気の面で東京と変わらないだろうと、熊本が最後まで残ったのですが、今後起こりうる災害を考えた時京都が残りました。
■ 京都へ
引っ越しは引っ越し屋さんと家内に任せ2年ぶりの都会にウキウキし散歩をしていました。
入居当初は秋田から京都への運転で疲れ喘息が起きたり、前入居者の香料が残っていたりで苦労はありました。
壁全面を拭いたり調理をしたりエアコンをフル稼働したり、何よりこの頃は筋肉が残っていて耐えることが出来ました。
対処方法を知っている今であればもっと上手く出来ると思います。
京都は物価が安く四条河原町を中心に全てが徒歩圏にあり日本一便利に感じます。
人に関しては店頭レベルだと「ここは日本じゃないと思えば問題ないね」と家内とよく話しています。
空気は高速道路が少なく三方が山、マンションの上階は一軒家(秋田はそれで嫌な思いもしました)に住むより香害被害が少なく環境が良いです。
あとで分かった事ですが、駐車してある車が「世田谷」が多く「考える事は一緒なのかな」と思いました。
オーガニックの選択肢が非常に多く、四条河原町徒歩圏だけでも10件以上あり色々なヒントを得ることが出来ます。
ただ、子供の砂遊びのような気持ちで土をいじっていた秋田の匂いや感触、地に足がついた生活は今も忘れ難く、いずれまた自然に囲まれた環境にも住みたいと思っています。