≫ 化学物質過敏症の治し方 ≫ 排除したほうがよいもの ≫ 空気
敏感な時は部屋に侵入する微量の柔軟剤や殺菌剤、消臭剤、入浴剤、シャンプー、家にある洋服や家具、本、紙、インク、段ボール、言い出すときりがないほど色々なものに反応し苦しみました。
マスクは二種類、竹炭フィルターマスクを二重、酷い時は防塵マスクを使用していました。
■ 外気
マンションのベランダはアメリカの工場の労働基準を超えるPM2.5の濃度、戸建てでも密集している地帯は似たようなものだと思います。
ウチはマンションで空気穴から外気が侵入します。
今も放置してありますが、そこに竹炭フィルターと竹炭を詰め込んでいます。
窓は洗濯時以外開けません。
エアコンは故障ばかりですがビーバーエアコンのドライで室温23度くらい、外出時でも切る事はありません。
温度が高い部屋は何かが発揮している感じがして病気の告知を受ける前から体が震えたりして苦手でした。
寒い分には着ればよいので気にしていません。
■ 柔軟剤、消臭剤、殺菌剤
秋田で農業をやっている時、親戚の家が田んぼの目の前にありそこから物凄い匂いがしていました。
柔軟剤は使用していないと言っていたのでレノアとかそういうのだと思います。
自分の孫より消臭剤の方が大切なのかという事件があり田んぼを続けることは不可能となりました。
田んぼのカメムシ対策の殺虫剤も強烈で、ドローンで空中散布をするのですが僕に直撃、ガタガタ震えだし農機具すべて捨てて軽トラで逃げ出したことがありました。
そういうのを知っているので慣行農法のものは食べたいとは思わない、よくポツンと一軒家に行けばとか言われましたが冬は人が住めるような環境ではありません。
田舎暮らしで逃げ切る事は出来ない、むしろ柔軟剤をバカにする香水利用者の多い高額所得者地帯の方が安全だと思いました。
■ 洋服
知らずに使用していたアリエールがついた洋服は何度も洗濯してみましたが匂いは取れず売却、または廃棄しました。
新たに購入した洋服もオーガニック云々と言っていた割には染料が怪しげな感じで家に持ち帰ると浮腫みが発生し返品したこともありました。
一度染料を落としてみようと熱湯をかけてみたところそれが溶け出してしまい吸い込んで倒れたことがありました。
■ 本や紙、インク
一番酷い時は本や紙、インクにも耐えられなくなり全部捨てました。
紙はブラックライトで照らすと反射するものが多い、蛍光増白剤が使用されているものが多いです。
蛍光増白剤は洗濯洗剤やワイシャツのような白い洋服に多用されていて今も着たいとは思いません。
■ プラスチック製品・石油由来の製品
ブラックライトに反応するもの、原油由来のソファー、クッション、カーペット、人形、ビニール袋等は廃棄しました。
プラスチックを使用している家電や収納、例えなくても家の中にたくさんあると思いますが、それが発する匂いも嫌いでバンバン捨てました。
基本的に安物と白いものはプラスチックに限らず全部ダメです。
木製の家具でもウレタン塗装だとそれはプラスチック製品で触れたいとは思いませんでした。
高くても伝統があり人々から長く愛されているもの、そういったものに全て入れ替えました。
■ 段ボール
配送屋さんとセットですが、段ボール特有のにおい、そこについた柔軟剤臭、うちは通販を多用しますが全て置き配、家内が玄関先で解体し中身だけ運び込んでくれます。
今は僕も可能ですが習慣で洗濯と集荷にはタッチしません。
■ ホコリ
棚の裏側や靴箱、ベッドの下、そういうところは今も苦手です。
最近は拭き掃除を趣味にしているので少しずつ綺麗にしています。
衣替えの季節には綺麗に掃除、出したものは一度洗濯、化学物質との関係は分かりませんが体が浮腫むのが分かります。
■ 一酸化炭素
健常者でも毒ですが化学物質過敏症には猛烈に毒です。
病気中は外気を制限したくなりますがやりすぎるとキッチンで一酸化炭素中毒になります。
いつも調理をしていると具合が悪くなり不思議に思っていましたが換気をしっかり行うとあまり体調不良にならないことに気が付きました。
■ まとめ
外出も含めると空気は最も管理が難しくマスク以外ない、危険なところに近づかない、家をオアシスにしたくてもめちゃくちゃお金がかかる、治さずに逃げ切りたいのなら海外移住しかないと思っていました。
≫ 化学物質過敏症の治し方 ≫ 排除したほうがよいもの ≫ 次へ 衣類