ようやくインターネットが開通。
移住は60%くらい成功であったと思う。
残りの40%はどこにでもある人間関係。
お引越し
4年ぶりの引っ越しだったが、アート引越センターさんのサービスが優れていてとても楽だった。
ただ、役所等の事務手続きは相変わらず煩わしい。
病気の具合
体調は化学物質がなければ健常者なのは調査段階と変わらない。
- 袋詰めのラーメンを食べて反応
- スーパーの売り場で反応
- 運送屋さん等制服支給の人の柔軟剤に反応
- 銀行員、不動産屋の柔軟剤に反応
- 花火大会の浴衣の柔軟剤に反応
化学物質過敏症が治る事はない。
逆流性流動炎、鼻血、耳垂れ、耳詰まり、耳からの出血、怠さ、体の凝り、どこにも行けないという閉塞感、喘息は解消された。
喘息は解消というか、そもそも喘息ではなかったという事か。
症状の殆どは体が浮腫むことによる圧迫障害ばかりだったが、毎日6Lくらい体の水分が入れ替わり、空気も良い為すっかり良くなった。
毒物にとても敏感になったと感じる。
東京に行くことなど出来るのだろうか?
田舎生活
衣食住の衣。
地方ではファッションの優先順位がかなり低いように感じる。
食は味の観点から7割くらいは東京と同等か上回るものを見つけた。
生産者のところにアポ無し訪問し仲良くなり哲学を確認出来るのも田舎ならでは。
住は初めて一戸建てに住んだが3LDKのうち2部屋使用していない。
35℃を超える日が過ぎエアコン無し地獄から解放され、夜は20℃付近で寒いくらいになっている。
空気や水の良さについては言うまでもない。
田んぼ
田んぼは順調。
8月は毎日6時間草刈りをし、腹筋が割れてくる有難いオマケと、蜂の攻撃、熱中症、腱鞘炎という有難くないオマケがついてきた。
草刈り時間はやる気の評価を左右する指標らしく「都会人の道楽」から「真面目な頑張り屋」という評価へ変わった。
稲作は機械化されてからは兼業の人が殆どだと思うが、7月以降はやる事が少ないなという印象。
DASH村計画は山に蜂が多過ぎて近寄れない。
スズメバチにおでこを刺されるとモアイ像みたいな顔になるという学習をした。
新規就農と患者の現実的選択肢
新規就農について調べてみようと市役所に聞きに行った。
補助金があると言っていたのだが年間150万円のお給料で所得税、社会保険、年金、住民税を差っ引かれ挙句にアルバイト禁止で2年間指定の施設で研修を受けないと農地の斡旋さえもしないらしい。
頑張った人でも独立して食べていけるようになった人は皆無だという。
もし自分が家庭持ちサラリーマンの化学物質過敏症患者なら、程々の田舎に移住、嫁に15万円を目指し働いてもらい自分はITで5万円目標兼主夫になり就農はしない。
今後
ようやくネットが繋がったのでそっちの仕事に着手、稲作は来月中旬収穫で今年のビッグイベントは終了。
生産者でいるのは簡単だが、同じくらいの時間営業マンにならないと他の農民と同じになってしまう。
未来に向けた取り組みがいくつもあるのは幸せな事だ。