散歩の影響か全く寝れず、そのままRRL、ラルフローレンのパープルレーベルだとかの受注会に行きました。
表参道に旗艦店がありますがそこから商品を持ってきてポロラルフローレンのお客さんに紹介するみたいな企画でした。
ラルフローレンに対して思い入れが無いのでお店の人の「凄いでしょ」アピールについていけないですが普段見ないファッションが見れて面白かったです。
カウボーイハットに革ジャン、フレアデニムにウエスタンブーツ、〇〇村みたいなところじゃないと会えないような人もいました。
ウエスタンブーツは音楽をやっていた時に履いてましたが今はちょっとキツイです。
パープルレーベルは初めてちゃんと見ましたがイタリアメイドという事で見せてもらうと見た事がある感じ、スーツの話しですが「これOEM先はカルーゾですよね?」と、家内も僕と一緒に見てきたのでたいした眼力です。
たぶんウンベルト・アンジェローニさんの名前を出しても誰も知らないだろうと思います。
元ブリオーニ、現カルーゾ社長、僕が格好良いと思う人です。
担当の子はまだ20代、タイガタカハシさんの話で盛り上がりましたがドレスが分かるようになると良いなと思いました。
そのまま京都高島屋の外商展示会に行きました。
外商なんて超お金持ちの物だと思っていましたが、京都だと年末大セール特別ご招待的な軽い感じです。
仲の良いグッチの店員さんもいて、古着あがりの叩き上げの服好き「ミケーレがバレンティノに行きましたね」とかディープな話しが出来る人、食べるのも好きな人で紹介した店が「パリと同じ味がしました」と喜んでもらえました。
この展示会はいつも行くだけの事が多いですが、行きたい理由は東京から販売員がきて東京の風を感じられるからです。
今回もリデアカンパニーのスーツ、キートンが来ていて、同じグループのストラスブルゴによくいっていたので懐かしい話しが聞けました。
さらに会場案内の紙を見ていると「ミナミシャツ」という僕がオーダーしたシャツ屋さんも来ていました。
化学物質過敏症になり洗剤の付いたシャツは全部売り、焦って作ったノンホルマリン系の生地も扱う柔軟なシャツ屋さんです。
最近は日本でオーガニック綿の生産を開始し、本当に一から全部やってみようという素晴らしい話しが聞けました。
ただ「オーガニックだからと購入する人はいないですね」と、ん~と思わせる事も教えてくれました。
「東京もアメカジが凄いですよ、紺のスーツなんて全く着なくなりました」
と、京都だけではなかったようです。
会話のテンポも東京らしい感じ、京都のような遠慮が無く無駄なくパパっと答えるのが心地良くて「俺ってやっぱり東京人なんだな」と思いました。
殆ど寝ずに30時間が経過、まだ徹夜は可能なようです。