東京への弾丸出張で普段とは違う外食だけの食生活をしました。
一番違ったのが白米の量で、1日で5杯分くらいは食べたでしょうか?
体感的に腹持ちは良いものの体を作る栄養素がないように感じ、また、腸内で膨張、腸壁にくっついてそうな感じもしました。
家に帰り野菜スープを作っていると、普段以上に良い香りに感じ、体が求めているのが分かりました。
相変わらず作るのに4時間以上かかるわけですが、飲んですぐにお腹がキュルキュルきてトイレにダッシュです。
一回目は下痢っぽく、その後はいつもの黄色い感じ、12時間以内に計5回「俺そんなに食べてないけど?」という勢いで出まくりでした。
人生で1日5回は初めてです。
誰もが言う「野菜スープを飲むと便の回数と量が凄い」あの食べた量以上に出てくる不安とスッキリ感、凄いものがあります。
街全部が柔軟剤でも、1㎡くらいしかない狭すぎるトイレにでっかい芳香剤が顔から30cmの距離でも、体は無反応、体調日記に「良好」と嘘を書き始めてはや1年、いつの間にか嘘ではなくなり、メチャクチャ強い体になりました。
僕が思う化学物質過敏症克服の最後の方法は、柔軟剤は分かるんだけどもう治っていると思い込む事です。
それを続けると「体に悪い物は分かるけど、体は反応していない」と気付くと思います。
化学物質過敏症の症状が出る事と、化学物質等の毒性を認識できる事は別の話しです。
だから、まずは命の野菜スープとタンパク質を含む厚労省が勧めるバランスの良い食事をし、人として当たり前の生活をする、次に毒性に体が反応しているのか、トラウマになってパニックを起こしているだけなのか冷静に判断する、それが社会復帰への第一歩だと思います。
僕がお店で物を触り「これ体に良くないですね」と言うたびに驚かれますが、僕からすると「自分の体に良いか悪いかさえも分からないのか」と欠陥人間に見える、僕ら化学物質過敏症は全員超能力者、人が分からない毒性を感知出来る、この才能はいつか僕を助けるだろうと、失ってはいけないものだと思っています。