一番は命の野菜スープです。
抗がん剤研究者が編み出した何にでも効く万能薬でした。
ただ、僕の中では違います。
それを試してみようという気にさせたメンタルこそが一番の決定打、これは医者や栄養士、他人が分かる事ではないです。
そこに持っていくためにやった事は、エクセル表で管理している食事体調管理メモに、朝起きたら「体調は良好」と書いた事でした。
例え目が開かないくらいむくんでいても毎日「良好」と書き続けました。
こんな事意味あるのかと、何回も思いましたが、どうしても負けたくなくて「良好」と書いていました。
すると、少しずつ視点が変わっていきました。
「明日はどんな痛い目に合うんだろう」という気持ちから「俺は健康なのになんで体調が悪いのか」と。
そこからは「体調が悪いのはおかしい」というメンタルになり、原因探し、色々な事にチャレンジする気持ちがより強くなりました。
その中に偶然野菜スープがあったわけですが、もしそれじゃなかったとしても、僕は解決方法を見つけていたと思います。
今も頭が割れるほど痛くても「良好」と書いています。
死ぬまで「良好」です。
もう一つ、部屋の四隅に盛り塩をした事でした。
「こんなに苦しい思いをするのはおかしい」と、負のパワーがあるのではと真剣に考えました。
どう清めるかを検索し、盛り塩にいきつきました。
京都のあちこちのお店の前に当たり前のように盛り塩があります。
全く意味のない事を人々は続けるだろうか、と。
今も部屋の四隅には盛り塩を残したままにしてあります。
訝しげに見ていた家内ですが、時々形を整えています。
次引っ越しても部屋の四隅に盛り塩をします。
否定したいのに、軒先の盛り塩を踏む事が出来ない自分に気付きました。
僕は「何やってんの?」と思っていますが、心は「安心して眠れる」となっている、多分この解釈で間違っていないだろうと。