これからの季節に気をつけたいのが食中毒です。
読むのも面倒になるくらい細かいですが、一般家庭だと温度帯が対象になりやすいと思います。
作ったものを保存する際に避けなければいけない温度帯は10℃〜60℃です。
特に人肌くらいの温度帯が最も細菌が繁殖しやすい環境です。
夏場はその温度帯がキープされやすいため体調を崩す原因になります。
飲食店では急速冷却用の冷蔵庫がありますが、家庭では氷を利用して冷やすのが現実的です。
ウチでは二日に一回大量の野菜スープを作るので、これからの季節は食中毒に気をつけないといけません。
氷水で冷やすだけの簡単な方法ですが、冷蔵庫に入れる時間を大幅に短縮できます。
家内がカレーでやらかした事があり、スープ物を作る時の常識として我が家に定着しました。
空気中には無数の細菌が浮遊しています。
良いもの、悪いもの、どちらでもないもの、環境で変わるもの、人と同じく色々な細菌があります。
スープ類の煮沸消毒、田畑では殺菌剤や農薬、体ではアルコール消毒や抗生物質、それらをやると一時的に無菌状態に近くなります。
ただ、綺麗になったテーブルを誰が先に占有するかの椅子取りゲームは、得てして悪い細菌が先にはびこり、消毒の無限ループに陥る事が多いような気がします。
バランスが整った状態、人で言うと健康だと思いますが、それをどうキープするかは、自分の体を観察しないといけません。