化学物質過敏症対策に飲み水の安全性は絶対条件です。
僕は珈琲とミネラルウォーターでしか水分を取らないのですが、やかんを持っていなかったので買う事にしました。
珈琲用だと一般的にステンレスだと思いますが、どうせなら体に良い物だと嬉しいところです。
調べていたところ、鉄瓶が白湯を最も美味しくするとの事だったので探しに行きました。
現代のものは便利にする為に色々と混ぜてあったりしそうなので、そういう事が出来なかった時代、江戸時代のものが良いのではと思いました。
骨董屋さんに色々なものがあったので、いつものように商品を手で握りしめ、呼吸の深さを測りながら安全性を調べました。
予想に反して呼吸が深くなるものは殆どありませんでしたが一点発見しました。
1843年、天保13年8月、京都の宇野兵吉さんという方が作られたものらしいです。
江戸時代、十二代将軍の徳川家慶、葛飾北斎が生きていた時代、ロマンを感じます。
本当は鉄瓶で沸かしたお酒を入れておくだけのものらしいですが、まあ弱火でやる分にはなんとかなるだろうと。
家に帰り三回ほど沸かしては捨てを繰り返したのですが、その途中で茶室の匂いがしてきました。
これは本当に良い物を買ったなと。
ところが、珈琲を入れてみたところ酸味が無くなってしまい、珈琲味のお湯になりました。
家内曰く紅茶の類も同じで向いてないと言っていました。
白湯、お茶のみで使用されるのに納得です。
さらに花粉症のような目のかゆみ、鼻水等の症状が出ました。
せっかく買ったのですが、家内の白湯、お茶専用になりそうです。