「焼肉を食べると柔軟剤が気にならなくなる」これが一つ目の明確な化学物質過敏症への効果を感じたものでした。

ただ、不整脈の原因になり毎日は続けられない、錠剤でカルニチンを摂取しても同様の効果は得られなく、今後の課題でもあります。

二つ目が「命のスープ」食後数分で歯茎の腫れや耳の痛み、全身の浮腫みが消える魔法のスープで驚きました。

元々野菜の90%以上はアレルギーで食べなかったのもありますが、強烈な修復力に「これは食事というより漢方薬ではないか」と思うほどでした。

知ったきっかけは医師のユーチューブ動画でした。

電磁波、金属、化繊の洋服(ファストファッション)等に言及していて「本質的に化学物質過敏症を理解している人だな」と感じたので野菜は食べれないけどやってみようと思いました。

これの本質は栄養がどうのより、植物が持っていて人間が持っていないものを摂取する、植物は一日中外にいても大丈夫なのに対し、人は熱中症や日焼けで耐えられない、その抗酸化作用(老化防止)にあると感じます。

ビタミンCは熱に弱いのは事実ですが、植物内部にあるビタミンCは60%残る等々色々説明されていましたが「ファイトケミカルは熱を加えて膜を壊さないと人間の力では取り出せない」というのが最も印象に残りました。

また「病気は元々は炎症であり、小さなうちに炎症を抑えれば大きな病気にならない」という予防医療の概念、化学物質過敏症も「炎症の症」なので「なるほど」と思いました。

自身の経験で、化学物質過敏症の発症時やアレルギーで歯茎が腫れているのに「お腹を温めると楽になる」という事実、西洋医学的にも野菜は腸内環境に良いと、これは期待が持てると思いました。

色々なサイトで様々な事が書いてありましたが、僕は1%以下の特異体質なので参考にはせず「旬の物で植物性」という括りで野菜10種類(科目はなるべくバラバラに)、キノコ、今であれば筍等なんでも混ぜています。

一度豚肉を混ぜてみましたが、動物性たんぱく質は食べた後の爽快感が無くやめました。オートミールもアレルギーが抜けないのでダメでした。

作り方は食材は全て細かく切り、アレルギーの強いものは先にオリーブオイルで中火カリカリに、それ以外はテキトウに放り込み弱火蒸し焼き15分、ミネラルウォーターを食材スレスレまで入れ強火で沸騰させてから弱火で1時間、塩コショウはしていますが、しない方が爽快感が強いかもしれません。

毎回炎症が収まるのがハッキリと分かり、緊張が解けて強烈な眠気に襲われます。

病気とは関係ないですが、傷の治り、肌のきめ細かさ、髪の毛の艶、オッサン的には恥ずかしいほどの美容効果もあり、家内に半分以上取られています。

月に一度フレンチのランチに行くのですが「そら豆のスープで御座います」「玉ねぎたっぷりのキッシュ」等々、自宅でやったら寝込むようなものでも何も起きない、この謎が少し解けたような気がしました。

多少のアレルギーなら打ち消すのか、僕は化学物質過敏症と連動しているだけでアレルギーはないのか、アレルギーとは腸内細菌が原因で人とは関係が無いのか、化学物質過敏症も腸内細菌の問題なのか。。。

「バランスよく食べなさい」とは小学校の頃よく言われましたが、毎日自宅でフレンチのコースを実現するのは難しく、 それでも一年かけ食生活のブラッシュアップしたいと思っています。

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