僕は健康状態を2019年12月1日からエクセル表に記録しています。
最初は「肉食べたら柔軟剤大丈夫だった」とか「夜更かし・ニキビが増えた」「耳が中耳炎っぽい」とか書いていました。
手がかりが全くなかったので、気になったことをメモする感じです。
ほとんど毎日「怠い」とか「吹き出物」「中耳炎っぽい」「柔軟剤で倒れる」とか書いていました。
これを書くために見返すと、逆流性流動炎で呼吸困難になり命の危険も頻繁にありました。
人と話すと体調が上向くとか、ドラムの練習も効果があるとかメンタル的な事も書いてありました。
全く分かってないので体調不良は当たり前、95%はネガティブな事が書かれています。
1年が経過し「結果」だけの記録から食事内容も細かく記録するようになりました。
「たぶんこれが原因で体調が悪いのかな」というものを赤色に変えていきました。
すると「良好」な日が50%程度になりました。
京都に引っ越してからは「鶏肉の皮事件」「白髪染め液事件」が起こり、食べ物と化学物質への感受性に関連があると確信し、化学物質過敏症患者に不足していると言われているもの、健康に良さそうなものを食べるようになりました。
豚ヒレ、玉ねぎ、ニンニク、大根、海苔、キムチ、納豆、味噌汁、ベーコン、パクチー、キャベツ、鮭、玄米etcのような事を四か月やりました。
この時には「これで良くなる」と確信を持っていましたが「自分の体に合ったものにカスタマイズする」というのが出来ておらず悪化の一途を辿り断食に行きつきます。
今思うと人口の1%以下の特異体質なのに、なぜ一般論が通用しない事に気付けなかったのか、自分の馬鹿さ加減に呆れるばかりです。
断食後は一般的にどうのこうのではなく「食べたい」という気持ちを大切にし「何を食べたいか」を大切にしそれを経過観察していきました。
「塩を飲む」「串揚げを食べる」「パンを食べる」「玄米、納豆、野菜をやめる」etc
それからは重症はなくなりました。
今の状況です。
僕の場合は、化学物質と食べ物という観点からは「お米」「鶏肉」「乳製品」は一定量を超えると化学物質の匂いを強く感じます。
食物アレルギーは、野菜は生のままだとウリ科以外全て、焼く事によりほぼ全て症状が起きない事が分かりました。(セリ科ナス科は強い。。。)
どこかで読んだブログで「おこげが好き」と書いてありましたが、僕も焦げる寸前のものが好きで、よく焼いて食べています。
総仕上げとしてメンタル面です。
今年になり出会ったのが「失敗しても成功したと言いなさい」という馬鹿げた事を言うユーチューブ動画でした。
「そんなので治ったら苦労しねぇよオッサン」
と思いましたが、記録をする際に気になってしまい体がだるくても「良好」と嘘を記録してしまいました。
「良好」と記録した時、呼吸が深くなっているのが分かりました。
すると次の日も「良好」と記録してしまい、それがやめられなくなって、朝起きると「良好」と書くのが習慣になってしまいました。
毎日「良好」と書いていると前向きな気持ち、健常者な気分になり「治ったけどたまに体調悪くなるよ」と、視点が「病人」から「健常者」に変化しました。
4年間も悪いところを探しメモする事に疲れたのかもしれません。
そもそも50歳間近のオッサンで毎日絶好調な人なんているのかと、欲張り過ぎていたようにも感じました。
「良好、歯茎痛」とか「良好じゃないだろ」と思いつつ今も書いています。