香害による体調不良、雨もあり3日お休みをし、今日久しぶりに圃場へ行きました。
5/1播種のズッキーニ、三日前の画像です。
背丈が30cmくらいでとても小さくスカスカです。
今日見たら順調に出来ているようでした。
ズッキーニはとても簡単ですね。
家内が地面に実がついているのは嫌と、勝手に葉っぱをちぎって敷物にしてしまいました。
秘伝の大豆が余っていたので5/21に米糠ボカシ肥料を撒いて耕さずにマルチをかぶせたところ獣害と白カビに覆われていました。
3日間は被害もなく雨が降ってからやられました。
この白カビはタヌキにとって美味しいものだったのでしょうか?
今日は畑全体に甘い香りが漂っていました。
発芽した大豆には興味がなかったようで、あちこちに飛ばされていました。
ジャガイモは二種類植え、こちらは十勝こがねだったような気がするのですが、粘土の塊と籾殻だけでは全然大きくなりません。
キタアカリはアラレマシンガン以来回復の様子がありません。
ジャガイモは荒れ地が良いと読みましたが、この環境で無肥料は過酷過ぎたのだと思います。
竹林や広葉樹の表土を使用すべきでした。
トウモロコシや間に植えた豆は順調なようです。
落ち葉に軽く米糠ボカシ肥料と石灰をかけただけです。
育苗してから定植した大豆は元気です。
ナスは5/1からセルトレーのままだったのでかなり苦戦していますが、少し大きくなったような気がします。
アラレマシンガンを生き抜いたキュウリはネットを張ってあげないとマズい感じになってきました。
子葉で植えるのはどうかと思いますが、こういうたくましいのは本葉2枚くらいで植えてしまった方が育ちが良いですね。
トマトも順調です。
植える前にたっぷりと米糠ボカシ肥料を穴の中に入れたのでどういう効果があるのか楽しみです。
ネギは放置ですが、とてもたくましいです。
カボチャは植え付け時期を間違えた感があります。
竹林や広葉樹の表土をかぶせたところでは虫による被害がありません。
もう少しマシな土になっている畑でやれば毎年表土を追加するだけで不耕起で出来るのではないでしょうか?
枯れ葉や枝が邪魔で管理機が入れられないという言い方もありますが。
表土がフワフワなので、土だけの畑と比較して植物の根に送り込む酸素量が圧倒的に多く、水はけ、保水力も優れていると思います。
トラクターや管理機をガンガン使用していると団粒構造がどうのという話しではなくなると思うので。
C/N比が関係しているかもしれませんが、懸念していた窒素飢餓は感じられません。
ヘクタール単位だととても運びきれない量なのであくまで10a程度の話しです。
ゆうだい21はとても順調です。
圃場自体雑草が生えにくいようでとてもきれいです。
水深が10cm以上あるとこのようにペタンとしています。
モグラかネズミが畔に直径5cmくらいの大きな穴をあけていて水が少なくなっていました。
いつも同じところなので、いたちごっこです。
地主宅の近くにあるあきたこまちの圃場は、苗が小さかった、それによりヒエなのか稲なのか分からない、未だ活着していない、コナギ天国で株間が埋め尽くされている、そんな感じで除草はできないのでカルチを使って稲ごと埋め殺しました。
その最中も香害があったので作業を中止し、水を落として田面を固めてから刈払機で一気にやる事にしました。
もうこの圃場には近寄りたくないですが放置も出来ないので休耕田に戻します。
あきたこまちとゆうだい21しか比較できませんが、秋田市で自然栽培に近いものをやるのであればゆうだい21の方が圧倒的に優秀です。
コシヒカリは冷害に弱く秋田県では不安定だと皆さん言われていましたが、昨年の新潟の高温障害等気候変動を考えると、その地方の適切な品種が少しずつ変わっていく可能性がありますよね。
それと水田除草機ですが、株間条間で3秒止めるくらいの事をやらないと株間の雑草がとり切れません。
それを放置するとどうなるのか今後見てみます。
チェーン除草をやっている人が多いですが、まずはそこからかもしれないですね。