自分で書いておいて気になった言葉「命の野菜スープでさえ温める時に体が痒くなる」。
酸性のものが空中に舞っているからですが、それは体に入ってからも同じ毒なはずです。
ところがK氏の言葉で「毎日青汁を飲んでいます」と、それでも化学物質過敏症は治らなかった、酸化させた野菜である命の野菜スープが何故色々な疾患を治してしまうのか。
食物繊維を大量に摂取するだけであれば青汁を飲みまくればよい、命の野菜スープの凄さは食物繊維だけではない、考察が甘かったです。
それはさておき、体に大きな影響を与えるアルカリ性の食べ物についてです。
ここではリーキーガット症候群、それに関係する症状も考慮に入れどのようなものが理想的なのか考えます。
いつものように読んで勉強したとかではなく実体験に基づくもの、それで効果があれば検索し調べる、という逆の方法をとっています。
また、姿勢が悪いとかは問題外です。
毎日椅子の背もたれを使わず30分正しい姿勢を維持し座る等の筋力トレーニングは必須です。
■ 主食
相変わらず腸に最も良くないものがお米という経験則は変わりません。
最も腸に負担のないものはライ麦パン、次は高温で焼いた小麦です。
僕はスコーン、イングリッシュマフィンを魚焼きコンロで焼いて食べるのが大好きです。
ピザを欲する時というのはそれを大量に必要としている時だと思います。
もちろん惰性で食べるのはよくありませんが直径5cmくらいのスコーン1個であれば僕の体に影響はない、むしろ良い効果を感じます。
後述するアルカリ性の強いものをそれ以上に食べる、飲む事が前提で、スコーン単独を10個食べて体に良いなどと言うつもりはありません。
基本的には炭水化物、糖質の塊で大量には食べない、それがリーキーガット症候群を経験した人の人生、縄文人の平均的な生き方です。
■ 副菜
アルカリ性食品の宝庫、年齢を重ねるほどに食べなくてはいけない割合が増える副菜です。
酢水はアルカリ化するのに最も優れていると感じていますが、欠点は即効性、吸収性が高過ぎてすぐに消費することです。(1日に10杯くらい飲んでます)
長時間腸内で漂いアルカリ化を持続してもらうには生野菜、特に根菜類、人参、大根、ビタミンCの観点からパプリカ等を大きめにカットしたものが必要です。
僕はそれを強力にするために、保存の観点からも酢漬け、ピクルスにしています。
芋類、海藻類、キノコ類への耐性は人による、僕はどれもあまり好きではないですが、好きな人は食べるべき、アルカリ化を助けてくれるものです。
間違ってはいけないのが「とても食べたい、食べずにはいられない」というのが僕の言う「好き」という意味で、「体に良さそうだからとりあえず食べておこう」というのは「嫌い」という事、この病気の人は「体に良さそう」というイメージにめっぽう弱い、我慢して社会に溶け込もうとし本能からの連絡を固定概念という脳が捻じ曲げてしまう悪い癖がついている、つまり食べたくてしょうがないもの以外は「嫌い」なものです。
■ 主菜
酸性の食べ物の代表、肉魚等タンパク質の多い食べ物です。
僕の体はタンパク質が少なくても体調が悪化する、筋肉が溶けていくような感覚があります。
豚肉は特に好きで毎日食べたい、実際に最低でも二日に一回は食べています。
皮膚の再生に必須、すなわち内臓を健康に保つのに必須、酸化するからダメとか言っている場合ではありません。
だから肉を食べた分だけ副菜を増やす、肉自体にお酢をかける、酢水を飲む、あらゆる手段を用いてアルカリ化を促します。
最近は日本食よりアメリカ食の方が良い、日本食は米、砂糖、大豆が多過ぎる、高温で焼いたバンズ、牛肉、酢漬け(ピクルス)、生野菜、アボカドが入っているハンバーガーが縄文人、僕には向いていると気が付きました。
タンパク質だけは縄文人が欠かしてはいけないもの、具体的には男性60g、女性50g、もっと具体的に
男性 | 女性 | |
鶏ささみ | 260g | 217g |
豚ヒレ肉 | 263g | 219g |
鶏むね肉(皮なし) | 269g | 224g |
牛もも肉(輸入) | 283g | 235g |
あじ(焼) | 218g | 181g |
まぐろ(赤身) | 227g | 189g |
かつお | 232g | 193g |
たい(焼) | 259g | 216g |
うなぎ(かば焼) | 260g | 217g |
一種類をここまで食べる必要はないですが、全体でとりあえず200gは毎日食べましょうかと、上回る事はあっても下回る事はあってはいけない、さらにこれだけ食べても食後爽やかな気分になるくらいの副菜も同時に食べましょうと、それが出来ている人で病気の人はいないのではと自分を含めて思います。
参考までにベジタリアンの方が乾物の大豆のみから摂取するとなると男性169g、女性141g、納豆で男性366g、女性303g、豆腐で男性909g、女性757gになります。
■ 乳製品
今も牛乳を単独で飲むことはなく、チーズはピザから、主にバターで、家では積極的には食べません。
ピザのように強烈に加熱することで負担を減らす、そういう食べ方です。
■ 果物
僕はキウイと副菜をグチャグチャにして食べると何とか食べれる、メロンが強アルカリ性との事なので今度試してみようと思いますが、それ以外は好きではありません。
糖質なのか、ただ柑橘類も好きではない、元々全く食べないので興味が湧かないというのが本音です。
■ 皮膚への塗り薬
アルカリ性を試すために重曹を痒いところに塗ってみましたが効果が持続しない、皮膚は弱酸性、お酢+オリーブオイルくらいが弱酸性、皮膚のアルカリ化が全てを解決するわけではありませんでした。
腸内のアトピーを治さないと皮膚のアトピーも治らない、腸内のアトピーとはリーキーガット症候群等、糖質を減らしアルカリ化を促す、皮膚再生のためにタンパク質を欠かさない、この理論は外せないだろうと思います。
■ 空気
出来れば調理は別の部屋で誰かにやってもらった方が良い、野焼きが苦手とかタバコが苦手とか酸化物質過敏症とも言え、アルカリ物質を積極的に摂取する必要があると思います。
加えて家の中のホコリ等も酸化物質なので掃除機ではなく拭き取るべきです。
そういう方は綺麗に清掃されたホテルが大好きで、塵一つない部屋で交換されたばかりのシーツの上、ベッドの上でゴロンとしたい、そういう願望が強いだろうと思います。
家の中の酸化を防ぐにはお水を使い地味に床や棚を拭いて酸性のホコリを取り除く、これも避けられないだろうと思います。
■ 余談
すでに治っている人、弥生人の人は健康上関係ありません。
そのような人がこれを実践すると若返りが起きます。
加齢=酸化なのでアルカリ化すれば若返りは必須、誰でも髪、肌、爪、内臓、約一週間ほどで変わります。
判別するためにどこかガサガサしている等気になるところを毎日観察して下さい。
家内を観察していて驚きました。