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社長メッセージ

東日本大震災から6年、株式会社SPIGAは設立5年目を迎えました

この5年間自分に何が出来たのか、明確にお答え出来るものがありません

生き残るという事は弱肉強食の世界でした

株式会社SPIGAが伸びれば誰かが損失を被る、便利快適になれば誰かが不要になる、
社会の枠組みが見えてしまった今、新たな分野、
また、日本以外の土地への挑戦は避けられないと考えるようになりました

2012年1月1日に書いた決意は、今読み返しますと青臭いものが御座いますが、
変わる事のない株式会社SPIGAの決意表明であり、 未来の私自身の為にとっておこうと思います

今後もご支援とご鞭撻宜しくお願い申し上げます

2017年2月28日

はじめまして
SPIGAとはイタリアはミラノにある高級ブランドの通りの名称です

はじめに私の尊敬する政治家のお言葉を引用させて頂きます

「会社は従業員のものであり、お客様のものであり、また取引先のものであって、株主のもの」

「心優しき資本主義、市場主義という部分もないと、強い者が勝ち弱い者が負けるんだという、そういう突き放したような主義というものは多分日本の社会には合わない」

「日本の社会の中には、家族が提供していた社会保障というか、そういうものがあった。それから、終身雇用という制度を通じて、やはり会社、社会が一定の社会保障制度というもの、安心感というものを提供していた。そういうものが次々に壊れてきた。」

「人にとって幸せとはどのようなものなのか」
大半の時間を過ごす「仕事」という時間を有意義に生きることは非常に重要なことです
従業員に、風通しの良さ、育成、将来へのビジョンを提供すること、それがお取引先へも及ぶ、その一歩がやさしい社会を作ることの一つの要因になるのではないかと考えます

いずれの時代でも、どこの国でも人が働くことは変わりがありません
「人のSPIGA」
「目立たなくても良い仕事をする」
そのように形容して頂ける会社を目指しています

私自身のため、社員のため、その家族のため、お取引先のため、また、日本の社会のために、出来ることから少しずつ始めてまいります
ご支援とご鞭撻を賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます

2012年1月1日

東日本大震災につきまして

私事になりますが、東日本大震災発生2ヵ月前に東北地方東側海岸沿いを走る45号線を北から南に観光する機会がございました

震災後、多数の通行止めの箇所も御座いましたが、同じ道を南から北へ走り、見たこと、感じたことのない衝撃を受けました

学校のような建物の上に観光バスが打ち上げられていました
地盤沈下が酷く、道路が海面の高さと同じ場所もあり、あちこちに水たまりが出来ていました

一階がなくなってしまった家の二階から降りてきたご老人が私を見ている朝焼けの光景、
曇り空のどぶ臭いガレキだらけの町に「みなさん、ほんとうにありがとうございます」というたくさんの看板

仕事にいき、そこには競争があり、嫌な思いをし、という日常の生活を取り戻す、人事ではなく自身の事として考え行動してまいります